よく、ぼくらは「それはちょっと自分には合ってないかなー」とか「それは苦手なんですよー」とか、過去の積み重ねから想定して言いがちだけど、自分の想定だけで選択するほど可能性をせばめることはない。
今日のブログは個人で活動している人には必見です。
目次
スター楠に学ぶ、アイコン化のススメ
自分を広げる可能性は、いつだって自分の想定している外にしかない。この男をご存知だろうか?彼の名はスター楠。通称くっすん。言わずと知れたスターな男である。
もともと地味だったスター楠が変わりたいと思った理由
今でこそスターな男だが、1年前の彼の姿はこれ。どっから見ても地味。地味が服を着てしまったような男である。
彼には悩みがあったんです。それは、行きつけのスナックで顔を覚えてもらえないということ。行きつけの概念を根本から考えさせられるエピソードです。
どうしても覚えてもらいたかった彼は、最終的にはボトルをキープ。さらには相当おもしろいトークを披露。(自称)
これでさすがに…と思って次回お店に行った時も覚えてもらってなかったそう。犯罪者には持ってこいの資質としかいいようがない。※彼は犯罪者ではありません
そんな彼の夢、スナックで顔を覚えられたい!をかなえるべく、ぼくは立ち上がりました。彼をアイコン化すること。アイコン化とは、その人をひと言で説明できること。ぼくなら藍染アフロと言った感じです。
生まれながらにしてスター性のあるわいざん
正直な話、東京を歩いてるとかなりの確率で声をかけられます。遠目から見てもわいざんだってすぐにわかる。初見の人でもインパクトがあって印象に残る。
これは、ぼくの生まれ持っての資質で、普通に街を歩いてたらよくオバちゃんに「あなた見たことある」って声をかけられることもしばしば。そんで「いやーそんなわけないでしょ!」って言ったら「でも十日市に住んでるわよね?」って言われてビビったこともあります。※当時十日市町に住んでた(実話)
藍染も自然に好きなことなので、ぼくはいつでも無理なく目立ってしまう才能があると言っても過言ではない。
地味が服を着てしまったような男 くっすん
その一方でくっすんは地味が服を着てしまったような男。(2回目)
彼をアイコン化するのは容易ではない。というか、これに関してはぼくも素人。こういう時はプロの手を借りるのがいちばん。そこで、わいざんオンラインサロンに入ってくれてる弥生子さんにオファーを出した。
プロのスタイリストやよいこさん(むしろアーティスト寄り)
アイコン化を語る上で、ぼくには欠かせない人物がいる。それがやよいこさん。
やよいこさんはプロのスタイリスト。というかむしろアーティスト寄り。ぼくはアイコン化は単なるファッションではないと思ってて、その人の内面からにじみ出る何かを表現し、かつ既存のファッションからは思いっきり外れた側面を持たなければならないと思っている。
6月にDJわいざんも出演したグレートラックフェスでファッションショーを企画し、成功させた人物でもある。このファッションショー表現力がハンパなかった。
やよいこさんは、あのホームレス小谷夫妻のスタイリングもしている。見てくださいこの世界観。
個人で生きていこうと考えてるならば、アイコン化は必須だとぼくは思う。同じ発信でも、印象が強いとそうでないとでは大きく結果が違ってくるから。
“印象度 × 発信 = 影響力”
と言っても過言ではない。どんなにいい発信をしても、それが印象に残ってなければ意味がない。逆に印象が強ければどんどん発信が活きてくるわけだ。
ただ、ファッションセンスがいい人はいくらでもいる。だけど、アイコン化をできるスタイリストはぼくの知る限りではやよいこさんしかいない。くっすんにそれを説明し、快諾。というか、実際のところくっすんから「お願いできないですかね?」って言ってたけどね。
アイコン化はボケ。常識の外にある!
これはぼくの持論なんだけど、アイコン化は究極のボケだと思う。どこかおかしくて、いい意味でダサい…ツッコミが入るようなものでなければ成立しないと思う。それを貫いた先にカッコよさがあって、今の常識から逸脱してなければならない。
それにしても小谷夫妻は後ろから見ても確実にはっきりとあの二人だってわかる。これってすごいことだよなぁ。カッコいいを自分で作ってるふたり。
今の自分にない価値観を強制インストールしなければ、自分の殻は破れない!
やよいこさんの際立った提案に怖気づいてしまうくっすん
そんなわけで始まったくっすんのアイコン化計画ですが、バシバシと際立った提案を出してくるやよいこさんに対して、なかなか良い感触をみせないくっすん。
今日のポイントはココです!
どうしても人は、今までの価値観に縛られて選んでしまう。ただ、それの集大成が今の現状。ここを破るには、今の自分にない価値観を強制インストールするしかないのです。
車に合うファッションがしたいというくっすんに対し、それだったら車から浮いたファッションをした方がいいというぼく
話し合いは難航しました。そりゃそうです。ない価値観の強制インストールなんてそう簡単にできるもんじゃない。LINEはもちろん、三者間通話でスリランカのくっすんと何度も何度も話し合いました。
そしてついに納得するくっすん。やよいこさんもそれに対して、さらなる覚悟を見せる
そしていよいよくっすんが覚悟を決める。この瞬間、くっすんは今までの自分の殻を破ることにつながるわけです。夢にまで見たスナックで顔を覚えてもらうことに一歩近づいた瞬間です。泣ける。
そして、ここからのやよいこさんがすごかった。
怒涛の提案の嵐。そして反応を確認しながら、次々と絞り込んでいく…
ぼくがあそこまで言ったのに、やよいこさんはあくまでくっすんから引き出そうとするスタイルを崩さない。
但し、それは表面的に合わせにいく…というものでなく、くっすんの中の底の底の底の…深い部分に元々あったけど、いつの間にか閉ざしてしまったもののような…結果的に今はない価値観にしてしまったけど、元々は自分にあったもの。多分、大人になるにつれて、世間で生きる中で閉ざしてしまったものを掘っていくような感じ。
これは正直すごいなって思った。そして理想だなと。別の何かになるわけでなく、もともとの自分に戻る感じ。くっすんにはもともと目立ちたい欲求があったということです。じゃないとスナックで顔を覚えてもらえないことにここまで執着を燃やしませんよね。
こうして出来上がったスター楠というアイコン化
そしてその結果出来上がったのが、このスターのセットアップ。
星柄をワンポイントとかでなく、全身に思いっきり配置することでアホっぽくていい感じ。さらにはコンセプトがしっかりしたから、秋冬も世界観を崩さずに応用しやすい。
完璧なスタイリング!!!
初めはちょっと抵抗感を見せていたくっすんですが、今ではすっかり気に入ってます。
車を愛しているくっすん@kussunokio のスタイリングさせてもらいました!
徹底的にくっすん自体のアイコン化を狙ったスタイリングです。わいざん@yzan_travel と3人で意見を言い合いながら打ち合わせを重ねスターになりました⭐︎
今後はぜひ靴や帽子、バッグも⭐︎でいきましょう!楽しかったです! https://t.co/vDNTSmabuO— やよいこ (@yayoikoooo) July 26, 2018
それにしても見事なスタイリングでした…これぞプロの仕事!
自分を変えれるチャンスは日常に転がってる
見事な変身をとげたスター楠さんですが、今回ぼくが伝えたかったのは考え方の話。自分の価値観だけで選択をしていると、それはいつまでも変わらないと言ってるのと同じ事だよってこと。
今の自分が納得する情報しか取り入れないというのは、何も変わらないと言ってるのと同じ。#yzanの気づき
— わいざん|健康第一 (@yzan_travel) August 28, 2016
わいざんは2016年からそう言っている模様。しかしこの頃は「いいね」が全然ついてないね!
この記事は、アイコン化を全員に推奨しているわけではない。ぼくが言いたいのは常にこれ。自分を変えようと思ったら、自分にない価値観を取り入れないとダメだよってこと。
コンサルを受けてくれた人はピンとくると思うけど、ぼくはよく無茶ぶりをする。無茶ぶりすることで、その人にない何かを強制インストールしようとしてるわけです。もちろん、全部が当たるわけじゃない。外れようと、とにかく自分の価値観の外を掘ってみる事が大事。
それで何も出なかったら笑って次の場所を掘ればいいじゃないかって話。
DJわいざんはライブハウスに行ったことがない人にこそ来てほしい
なんで今のタイミングでこの話をしているかというと…もうお気づきですね?そう。来週に迫ったライブの話です。
先日、チケットがまだ売れてないという話をしてますが、SNSだけでなんとかしようなんてサラサラ思ってない。大事なのは行動!名古屋のTOLANDのサムにさっそく連絡を入れて、チケットをTOLANDに置かせてほしいと相談。ありがたいことに快諾してもらって、すぐに名古屋へ飛んだ。
https://twitter.com/Toland333/status/1040190707749666816
1枚づつ手売りチケットを作成するぼく。やっぱりアナログはどこまでいっても強い!
TOLANDにてチケットを手書きにて作成。小売りをやってたから死ぬほどわかってるんだけど、やっぱり口で説明だけするのと、現物を目の前に持って話すのって伝わり方が違うんですよね。なのでチケットを書く!
TOLANDで9/20の前売りチケットが5枚も売れた!これでチーム #DJわいざん 側で通算10枚。イベント全体だと20枚はいくのかな?ようやく底辺は抜けました。僕からチケットの話とかしてないのに声かけてくれたり一緒にいる人を誘ってくれたり。みんな発信見てくれてるんやな。感謝しかない。ありがとう! pic.twitter.com/vBCK4ZCy3s
— わいざん|健康第一 (@yzan_travel) September 13, 2018
さっそく買ってくれる人が現れる。やはり行動に勝るものはない!
そんなことをしてるとさっそく売れる。DJわいざんオリジナルソングを手掛けてて、いろいろぼくの活動を手伝ってくれてるうおしーらん。さらには、一緒に飲んでた人にDJわいざんの説明までしてくれて、ぼくは特に何もしてないのにチケットが売れ出した。
https://twitter.com/jamisenngoku/status/1040228178239733760
戦国小説を作っているjamiさんも買ってくれた!
チケットを買ってもらったんで、自撮りしてSNSに投稿してたら、それを見てたjamiさんも買ってくれた。売る説明なんて特にしてないのに、見てると巻き込まれに来てくれる。それが嬉しいなぁ。
TOLANDに来る前に、ブログで20日のイベントの事をしっかり書いてたから、ぼくの想いはもう伝わってたんだと思う。でも、それだけじゃ人は動かない。SNSの発信だけで完結しようなんてのは甘い。そこにリアルを絡ませると、めちゃめちゃ強い。どこまでいってもこれは大事にしたいところです。
https://twitter.com/mamomiso1982/status/1040248938022895616
そしてSHOWROOM配信してたマモさんも買ってくれた!
さらにはマモさんがSHOWROOMを配信してたので、配信の中でライブの事を話させてもらったら、マモさんも来てくれることに。そして…こう言われたんです。
※この後、今さらこんなブログを書いた真の理由が明らかに!
今さらこんなブログを書いている真の理由
これや!!!!
そうだった。ぼくのDJはライブハウスに来たことない人や、普段そういうのが苦手と思ってる人に来てもらって、思いっきりその人の価値観を変えて、前に進んでもらうという為のものだった!!!
これをしっかり伝えないと、もしかしたら気になるけど、行ってもいいのかな?って思ってる人がいるかもしれないじゃないか…
https://twitter.com/kaz210kaz/status/1040179227083956224
と、思ったらさっそくイターーーーーーーーーーー!!!
安心してください。ぼくのDJはライブハウスで踊ったことがない人が楽しめるようなDJですから!!!こういう人が自然に楽しめて、明日からの一歩を踏み出せるような体験をしてほしくてDJやってるんだった…忘れてた…
結局はお客さんの方がそれをわかってたって話
これに気づいて、今までぼくのDJに来てくれた人のツイートを振り返ってみると…
DJに全く興味が無かった僕が初めて #DJわいざん を目にしたのは結成間もない札幌のイベントだった。恥ずかしくて踊れなかったけど楽しかった。先日の備後国府祭りでの活躍も記憶に新しい。年配から子供まで幅広い年代が楽しめるセトリが持ち味。DJ食わず嫌いの人にもお勧め!https://t.co/QnFaGmKtQM
— 船木弘法 魚屋なっき (@sakanano_funaki) September 11, 2018
よく見るとこれも…
人前で踊るなんて死ぬほど恥ずかしくて絶対にやりたくない僕がこの #DJわいざん だけは例外なのです。ある意味人生変えられてるな…。わいざんの相棒のこなちゃんが熱狂する相手とコラボするなんて一体どんなライブになるんやろ!知らない人も1回飛び込んだ方がいいよ!マジ!https://t.co/GGp7rHgVnw
— しなやん 百姓 (@abe_shinayaka) September 11, 2018
ほんでコレも…
https://twitter.com/hiroko_art/status/1039537045750706176
ほんでもってコレも…
みんな今までDJイベント言ったことなかったけど、楽しかったって言ってくれてるやんか!!!
ヤバイ。わかってなかったのは自分だけだった。お客さんがいちばんよくわかってた。やっぱり実際に声を聞くって大事だなぁ…
というわけで9/20の名古屋、初めてライブハウスに来るというような方の参加も是非お待ちしております。
いや、むしろそういう人にこそ来てほしい!マンネリしてる人がいたら、自分を変化させるキッカケにしましょう。今までの自分にない価値観を強制インストールできるチャンスかもしれませんよ。
同情で良くないものを売ろうとしてるわけではない。本気で自信あるから伝える努力をしてる!
【これだけは言うとく】
ここ数日9/20の名古屋DJイベントの集客に困ってると正直な現状を話してますが「良くないもの」を同情で売ろうとしてるわけではないからな!間違いなく自信はあるんだよ。ただ、伝える努力が足りなかった。来てよかったと確実に思ってもらえるパフォーマンス見せます。来てね! pic.twitter.com/CdC4ho6V4e— わいざん|健康第一 (@yzan_travel) September 13, 2018
最後にとっても大事なことを…
最後にどうしても伝えておきたいこと。ここ数日、20日の集客で困ってるとは言ってるけど、これは何も「良くないもの」を同情引いて売ろうとしてるわけじゃない。マジで自信はある。それは今までのパフォーマンスが証明してる。
けど、商品力と売れるかどうか?は別の話。しっかりと価値を伝えなければ、黙ってて売れるということはない。そこ忘れちゃいけないな。
おかげで結構予約増えてきたけど、せっかくのジャイナゴさんとのコラボライブ。たくさんの人の前でパフォーマンスして、エネルギーを大きく循環させたいな。よろしくね!
備後国府祭りで数千人を感動の渦に巻き込んだDJわいざんのパフォーマンス。ライブハウスで見れるのは今のところこの日だけ!前売りは1,800円!来てね!!!