こんにちは。しなやかフェス代表わいざんです。今日は高知に来ています。なんといってもこの春はしなやかフェスを高知で開催するという大仕事があります。
今日は、そのしなやかフェス高知に向けて僕が大事にしてることを伝えておきます。ビジネスのヒントも詰まってると思うので、最後まで読んでくださいね!
目次
しなやかフェスのこれまで
2017年の秋に四日市のきゅうり農家しなやんの呼びかけで始まったしなやかフェス。
過去3回実施し、前回の2018年秋は180人ものお客さんが集まってくれました。圧巻でした。
実績を作れた四日市でおとなしくやってりゃいいものを、2019年春は四日市を飛び出して高知県での開催を宣言。次のステージへと向かうことに決めました。
2019年の元日、日付変わってすぐに公開したこの記事はかなりのアクセスがありました。しなやかフェスの注目度が伺えますね。
今回、高知開催の理由は大きく分けてふたつの軸があります。それぞれ説明しますね。
春のコンセプトを明確にする
春のしなやかフェスの役割とは?
ひとつは、秋・春と年2回の開催が通例となってきたしなやかフェスのマンネリ化を防ぎ、春のコンセプトを明確にするため。
毎回四日市でやって楽しい…も、もちろんいいんですけど、同じことをやってても意味ない。それどころか、マンネリ化は緩やかな終焉を意味する。
春のしなやかフェスに役割を持たさなければならない。そこで僕が考えたのが、春のしなやかフェスは地方と地方をつなぐ役割を担ってもらおうということ。
地方と地方をつなぐ
地方と地方をつなぐ…
しなやかフェスの地方誘致プロジェクトです。
おかげさまでしなやかフェスは農家の収穫祭として形になってきました。全国のつながりある生産者たちの協力で、フェスのメインコンセプトである「生産者と消費者の壁を壊す」を実現してきています。
さらに、しなやかフェスにはもうひとつの顔があります。それが「SNSを楽しむ人たちの待ち合わせ場所」になるということ。
しなやかフェスのプロモーションは全てSNS。当然、来るお客さんはSNSを使うことに慣れています。
そこにきて、僕や仲間たちが「SNSの使い方」なんてものを事あるごとに共有してるから、参加者のほとんどがSNSの発信力が人並み以上にある。
そのおかげで、前回の秋はTwitter全国トレンドで2位に入ったんですよね。これがどういうことか?その場にいる180人以上の人にしなやかフェスが伝わってるということです。
地域PRのコンテンツに
販促費なしで、これだけの波及効果のあるフェス。これは使いようによっては地域PRとしてのコンテンツになりうるポテンシャルを秘めてます。
今回の高知開催を成功させ「なんだかしなやかフェスっていうフェスがすごいみたいだぞ!来年は是非うちの地域でやってもらおう!」というような地方誘致のコンテンツになることを目指してます。
ももクロから学ぶコンセプト作り
これは、僕の大好きなももいろクローバーZの活動からヒントを得てます。ももクロの春のライブも地方と地方をつなぐ役割を担う挑戦が2017年から始まったんですよね。
2017年の埼玉県富士見市から2018年は滋賀県東近江市へ。そして2019年は富山県黒部市とももクロの春のライブは地方をつなげていきます。これをしなやかフェスでもやりたい。
プロの、それも日本トップクラスのエンターテイメントはめちゃくちゃ参考になる。大それた事を言ってるかもしれませんが、結果の見えてる挑戦ほどつまらないものもないでしょう。しなやかフェスの春開催は地方誘致を目指す。これが春のコンセプトです。
しなやかフェスを真の農業フェスへ
ふたつ目の理由は、しなやかフェスを真の農業フェスにするため。
生産者としての喜び
もともと、しなやかフェスは四日市のきゅうり農家であり、しなやかフェス発起人のしなやんが、自らの作ったきゅうりをみんなに目の前で食べて欲しい!というところから始まったワガママでしかないフェスです。
この経験を通して、しなやんは言いました。「僕は世界でいちばん幸せな農家です」と。
自分が作ったきゅうりを目の前でたくさんの人が食べて「おいしい」と感想を伝えてくれる。反応が見える。生産者としてこんな嬉しいことはないでしょう。
喜びを他の農家さんへ
この経験が、しなやんの活動のエネルギーになってることは言うまでもありません。この経験を他の農家さんにも感じてほしい!そんな想いから春のしなやかフェスはしなやんから切り離すことにしました。
そうすることで、しなやかフェスは”しなやんのフェス”から”真の農業フェス”へとステップアップするでしょう。当然、そうすることがしなやんへのリターンもより大きなものになります。自分だけが良ければいいと既得利権を守るようになったら終わりです。
しなやかフェス2019春の主役
そんな想いから、しなやかフェスの次の主役は高知でトマト農家を営むあかねさん夫婦です。
今回のしなやかフェスは、みんなであかねさん夫婦の作ったトマトを食べてもらって「おいしい」と感想を伝えるところからスタートします。決して僕がきゅうりに飽きたわけではないのです。
自分の味わった喜びを他の農家さんへ。
これがふたつ目の理由です。このふたつの理由から、今回は高知開催に挑みます。
開催にあたって僕の大事にしたいこと
今回、僕が気をつけて進めたいのは、地域の方とのコミュニケーション。
よそ者が外から来て、身内だけで盛り上がって帰っていった…では、ただの独りよがり。僕のやりたいのはそういうことではありません。
地域を活性化するきっかけとしてのしなやかフェス。地元で農家を営むあかねさん夫婦には、地元での日常もある。
フェスを地域と一体化して作っていかなければ意味はない。そのためにはコミュニケーションが必要。開催日の4/13(土)まで、僕は月一で高知に足を運ぼうと思います。役場の方々や市長、高知の農家コミュニティや学生たち、会場周辺の皆さんなど…できるだけ多くの人に会って、しなやかフェスを伝えようと思ってます。
これも、ももクロが東近江でのライブの時、何度も地域に足を運んでコミュニケーションをとっていたことから学んでます。ももクロはとにかく最高のエンタメです。
しなやかフェスを真の農業フェスにする。
その為の今回の高知開催。全力を注いで成功させるつもりです。結構な目標を掲げてしまったな、と思ってるので皆さん、どうか助けに来てください。一緒にフェス作りましょう!4/13(土)空けといてね!会場アクセスはとりあえず高知県の佐川駅まで来る方法を調べといてください!
打ち合わせ終わって高知市内にて食べたカツオのタタキ。うまかったなぁ…お店の人から髪型キッカケでしなやかフェスの話になり、結構興味を持ってもらえましたよ。こんな感じで地道にやってくつもり。高知の皆さん、よろしくです。来月も来るのでうまい店あったら教えてくださいね!
しなやかフェスをもっと詳しく知りたい人は前回の概要説明を見てね!