最近、姫路に何かと縁がある。ほとんど行った事がない土地だったのに不思議なもので、この数ヶ月間で3回も行っている。理由はもちろん人で、人が目的でそこに行く理由になっている。
いよいよこの「人目的」という言葉も浸透してきて、ちょっと聞き飽きた感もある人もいるかもしれない。でも、僕は基本的にこの価値観が昔から好き。流行り廃りではなく、いつまでも人を目的に行動したり購入したりしていきたい。田舎の個人商店で育ったから身に染みてる感覚なんだろうな。
世界遺産 国宝 姫路城に行ってきた
そんなわけで何かと縁がある姫路。今年三回目にしてようやく姫路城へ行ってきた!世界遺産!国宝!!天気も良くて人も多い!!!
別名白鷺城という異名を持つほど白さが際立つこの姫路城。近年は漆喰が黒ずんで、その白さは影を潜めていたらしいですが、この度平成の大改修で塗り直され白さ際立つ姫路城が姿を現したそうです。いいタイミング!
見事に白いね!
綺麗な青空と、紅葉の赤と姫路城の白。なかなかいい時期に見に来ることができた模様。姫路城、いいなぁ。
徐々に近づいてみる。近くで見るとこの迫力。石垣の感じもいいね!城って感じ!!これは攻めがいがある。城を攻める予定も願望もないのだけれど。
姫路城と比べても何の遜色もないこの存在感…すいません、全国の城ファンの皆さん本当にごめんなさい。
それにしてもカッコいいなぁ。姫路城。
姫路城に負けないこの雰囲気…すいません、本当に姫路の皆さんすいません。
せっかくなんで天守閣に登って6階から姫路の町を眺めてみました。駅に向かう一本の道がいいね!姫路城って駅の真正面にあるんやなぁ。
姫路城を本格的に考察してみた
今回姫路城に行ってわかったことは、姫路城は白いということだ。そして空は青い。青い空に白い姫路城。このコントラストがたまらない。あと、他にわかったことがあるとすれば入場料がわりかし強気だということ。入場料が1,000円だったが、この白さであれば納得の価格といったところだろう。この白さを保つ為にも、多くの人にこの白さを見に訪れてほしい。
特筆すべきは、天守閣入り口付近で恐らくは会社からであろう電話に、厳しい表情を見せながら対応していた店長風の男のシャツの白さ。やはり姫路城ともなると来場者の服装をも律してしまうものなのだろうか。
この白い店長風の男が電話で謝罪するシーンを遠くからひとりの女性がカメラで狙っていたことから、この男は実は姫路城に関連する有名な人物なのかもしれない。
城内には、あの有名なウサギ人間と思われる生き物が見られた。Instagram #ウサギ人間の日常 でひっそりと世界観を構築中のあの人だ。
世界観の作り込み的に、ウサギ人間は人と一緒に写ってはいけないのではないかと想像することができる。その為、この有名観光地である姫路城ではどこに行っても人の姿が見られ、なかなか生息しづらかったのではないだろうか?
近くに寄ってみると「人間どもめ…」とボソっとつぶやいていたので、この予想はあながち間違ってはないのかもしれません。しかしながら正確な所はわからず。
姫路城の後はスナックキャンディ姫路へ
姫路城の白さをしこたま堪能した後は、スナックキャンディ姫路へ。ここは、kitchenイレヴンというイタリアンのお店でもあり、ランチは予約制だがこんな感じのプレートを出してくれた。これがまたうまい!
そしてここの店主であるヒデさんと語らって、僕は姫路を後にした。ヒデさんの写真は撮り忘れたので想像で補ってほしい。
スナックキャンディ姫路がどんなお店か知りたい人は上記リンク先を読むべし。
観光も人ありきへ
姫路城は400年の歴史とその白さもあって、すごく見ごたえがあった。でも、多分姫路城を見に姫路に行くって気持ちにはなかなかならなかったと思う。僕は歴史は好きだけど、城に関してはライトユーザーというか、絶対に見たいというわけではないから。
ところが、姫路に会いたい人がいる…となると話は変わってくる。そうなると姫路城は合わせ技で一気に行きたい場所になるという。会いたい人がいるからって理由の方が先行して「せっかくなら…」という感覚になってしまうんですよね。この感覚を持つ人は今後も増えていくと思う。
今までは、その土地に行く理由って観光が主だったけど、今は完全に先に人がきている。これはおもしろい話だなぁ。
これからも僕は会いたい人がいる場所に行って、合わせ技で各地の観光をしていくだろうな。自分としても「わいざんに会いに行きたい」という理由で広島に来てもらえるようになって、僕の好きな広島を案内していきたい。
シンプルなようだけど、これってお店をやってる人やイベントをやってる人のヒントになる感覚だと思うんだよなぁ。
そういえば城を手中におさめてる人もいました。この人の夢は天守閣に住む事だそうです。今のうちに仲良くしておこう!!