もしも何か成し遂げたいことや、どうしても伝えたい事があるなら、普段から関係ない話をとにかくたくさんしておく事をおすすめします。
成し遂げたい事や、伝えたい事とは関係ない別の話。別の話だけど、あなたがどんな人かわかる話。
今やこの国のモノやサービスのクオリティは徹底的に上がり、良くないものを探す方が難しい。
情報は溢れ、「自分だけは違う」と思って、実際にそれがどんなに優れていたとしても、見つけてもらうのは難しい。正確に言うと、現時点で興味を持ってない人に見つけてもらうのが難しい。
そこを突破するには、人柄を伝えて、自然な形で先に仲良くなる事が大事なのはわかると思う。
想像して見てください。もし、道行く人にすれ違い様にすごく熱く語られて、それが死ぬほど優れた情報だったとしても大抵の人は敬遠するでしょう。耳に入ってこないでしょう。同じ情報でも、仲のいい人が話してたら耳を傾けるでしょう。まず仲良くなる=信頼を得る事が大事なんです。
仲良くなるには、自分の好きな事や、自分がどんな人間かを伝え続けるのがいい。共通言語があると話は弾むし、仲良くなれる。しかも自然と。ここを無理すると辛くなってしまうし、薄い関係性を量産しても意味はない。
これを積み重ねておくと、本当に伝えたい話をする時に聞いてくれる人が増えます。そして、類は友を呼びます。関係性を大事にする人の後ろにも、同じように関係性ができて話を聞いてくれる人がいるのです。
ここで初めて、自分の伝えたい事が受け入れられるかどうかが試されるのです。
これはSNSに限らず、リアルでも同じ。楽天トラベル時代のエリア担当変更の時に感じました。
岡山エリアから島根エリアに変わった時、同じレベルの話をする事ができても、関係性がないと話が入っていかないんですよね。不思議なものです。岡山エリアを担当し始めた時は新人で、有益な話なんてできなかった。なので、自然と自分を知ってもらうことと、相手の話を聞いて、相手を知ろうとすることしかできなかった。
島根エリアの担当になった時は、当然経験があるから有益な話はスタート時からいくらでもできる。でも、伝わらないんですよね。僕が何者かをわかってもらわないと話が入っていかない。そのくらい情報は溢れてて、僕でないといけないということはない。
まずは自分を知ってもらう。SNSも同じです。
そんなわけで僕は黒夢が好きです。それだけに黒夢が好きだと発信して、それを受け取ってくれて、黒夢Nightに来てくれた人たちは嬉しかったな。
まぁこの場合は伝えたいことが黒夢だったんだけど、来てくれた人の決め手は黒夢ではなく、普段から僕とヒデさんの黒夢とは関係ない話があって、そこで関係性を築いてたからでしょう。そこがなかったら、どれだけ上手い告知しても届かないですよね。
黒夢Nightの感想はまた別途詳細書きたいと思ってます。取り急ぎ感謝の言葉を。
僕の好きを知りに来てくれてありがとうございました!