壁にぶち当たった時こそ、周りに合わせるのではなく声を大きくしろ！

SNSやブログで好きなことや嫌いなことを発信してると、必ず誰か傷つけてしまいます。自分は「誰も傷つけない発信ができる」というのはとんでもなく傲慢な考え方で、発信している以上、必ず誰かを傷つけてしまいます。それは、どんな言い回しをしたとしても、です。

作家の西加奈子さんは、「常に誰かを傷つけていると思いながら書く」と言います。例えば、「仕事が楽しくて生きている喜びを感じる」と書けば、仕事が楽しくなくてつらい思いをしている人を傷つけてしまうことになります。

これは、どうせ傷つけてしまうんだから何を書いてもいいということではなく、そのくらい表現には怖さもあるし、覚悟も必要ということで、根っこの部分に愛がないといけないのだと思います。そうでなければその言葉は届かない。届くはずがないのです。

SNSを始めた頃の僕は、とにかく誰にでも優しくしてたと思います。返事がしにくいコメントに対して「どう返したら傷つけないで済むかな…」とか考えて無理して返してましたし、知らない人からのDMにも「せっかく送ってきてくれたのに無視したら悪いかな…」と思って付き合ったりしてました。書きたいことがあっても、頭の中に「これを書くとあの人が傷つくかな…」という配慮から、書かずにしまい込む感情もありました。

でも、それでも傷つく人は傷つくし、何よりも自分を殺していることに気づくわけです。あ、こんな風にSNSやってたら大切な時間…つまり、自分の人生を薄めてしまってるな、と。

自分に嘘をつかない。これだけが発信することの唯一の選択肢なのだと思います。どうやっても傷つけてしまうのが表現であるならば、自分を偽って誰かを傷つけてしまうことは何よりも優しくない。どうしても伝えたいことならまだしも、相手に合わせた結果、誰かを傷つけてしまったのなら後悔してもしきれないでしょう。

同時に、自分がそうであるように相手もそうであると思うことです。相手には相手の信じている信念があり、意思を持って表現している。自分と違う表現をしていたとしても、そこに人の好き嫌いは持ち込まない。そんな風にそれぞれの発信を見ていきたいなって思うようになりました。

もちろん、僕も未熟なので、菩薩のような気持で「どんなことでも受け入れる」と言ってるのではありません。その方がいいなって思ってるけど、どうにも合わない人や考え方もあります。僕がどうにも合わない考え方…最もわかりやすいのは先人たちを侮辱するような発言をする人ですね。こればっかりは僕は「人それぞれだよね～」とは思えません。先人たちへの感謝は僕にとって必要不可欠です。

オンラインサロンのメンバーを増やしたいと発信していると、稀に「だとしたら、こういう発信はやめた方がいいよ」みたいなことを言われることがあります。もっと表現を柔らかくして、自分の価値観の外にいる人も巻き込まなければならない、と。これはこれでひとつの考え方なんだと思います。

ただ、前述した通り僕はそれは傲慢な考えだと思うんですね。誰も傷つけない発信はない。ただ、僕はどんな発信でも、信念と愛を持って発信はしているつもりです。適当な気持ちで文字を綴ったことなどない。表面的に人に合わせるより、その方が大事であると僕は思います。

価値観の外にいる人を巻き込みたい、というところは同意です。僕もいくつかのオンラインサロンに所属していますが、当然その中には考え方が違うサロンオーナーが運営しているところもあります。同じ価値観だけで固めるつもりはありません。ただ、その為の方法は、僕は合わせることではなく、声を大きくする事だと思います。発信の解釈は受け手に委ねるしかないと考えると、届く範囲を広げるしかない。

たとえば10人中9人に嫌われたとして、そこで萎縮して声を小さくしてしまうのはもったいないと思う。だって（1人には好かれているから、10人じゃなくて）1,000万人に発信すれば、100万人の味方ができるんです。100万人も味方いたら十分活動できますよ。嫌われてると思ったら、分母をデカくする、声を大きくしたらいいんじゃないかな。実は声を小さくする方がリスクなんです」

引用元：西野亮廣「嫌われてると思ったら、声をデカくする」

これは、キングコング西野さんに教えてもらったことなんですが、発信者がぶち当たる壁でもあると思います。活動を広げようとして動いていると、伸び悩む時はどうしてもくる。

その時に、多くの人は無意識に今まわりにいる人に合わせようとするんだと思います。ただ、合わせてしまうと自分本来の持ち味が消える。声を小さくしてしまうと、届く範囲が狭くなる。今こそ声を大きくすべき時なんだなって思います。

そもそも、なぜサロンメンバーを増やしたいのか？ここなんですよね。大事なのは。ここを伝えずにがむしゃらに声を大きくしてても、それはただのウザイやつです。僕がサロンメンバーを増やしたいのには理由があります。

大人が本気で楽しむ姿を見せたい

これなんですよ。自分たちだけなら、普通に仕事をして稼いで体制を作ればできることなんですけど、それだと世の中は変わらない。そういう大人を増やしたいんですね。だから一緒に遊んでくれる仲間が欲しいんです。だからメンバーを増やしたい！

その為にビジネスのヒントや発信力が身につく勉強会をするし…

先月から始めた勉強会もその一環です。メンバーのビジネスが楽しいものであってほしい。その為に僕らが経験してきたことを伝えます。次回は8月7日に四日市で開催します。

その為にDJパフォーマンスでみんなの背中を押すし…

DJ活動で赤字が出た場合はサロンからの収益で補填させてもらってます。もともと、サロンを立ち上げたきっかけはこれが理由でしたね。いつかはDJ依頼は全部無償でやりたい。こな子も「行ったことのない地方でやりたい」と言ってくれてます。DJわいざんは行動したくて勇気が出ない人には是非見てほしい。

その為にYouTubeに全力で取り組んでますし…

好きを仕事にしようとした時に、YouTubeはかなり強力なツールになります。メンバーが「YouTubeをやりたい」と言った時にサポートできるように、まずは自分たちで必死に研究中です。ここで学んだ経験はサロンで共有しております。

というわけでわいざんサロンは絶賛メンバー募集中です。最近「会ってから入ろうと思ってました！」って言われることも多く、それはそれで嬉しいんですが、気になってるなら気にせず入って下さい。まず入ってから仲良くなりましょう！確実に会う機会増えますから。あなたの参加をお待ちしております。

≫わいざんサロン

オンラインサロンの運営って本当に難しい。ただ、僕はサロンメンバーが大好きです。引き続きがんばりますのでよろしくです！

正直なところ、サロンメンバーが増えたらいいなって企画して始めた勉強会だけど、大阪を終えてみんながめちゃ喜んでくれるだけでなく、行動に落とし込んでやる気になってくれてるのがわかるから、それだけでやってよかったと思ってる。数字には現れない効果もある。次もがんばろう。#わいざんサロン

— わいざん｜横山 文洋 (@yzan_travel) July 9, 2019