シマネジェットフェスまであと数日…DJわいざんはジェットDJステージに13時から出演になりました。宍道湖が望める最高のロケーションの場所。そこでパフォーマンスできることが楽しみで仕方ありません。
会場MAPはコチラ。小高い丘の上にあるのがジェットDJブース
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シマネジェットフェスをこの地に定着させたい
ジェットフェスですが、今回ぼくは実行委員会にWEBプロモーション担当としてお手伝いさせていただいております。この規模のフェスになると、やはり開催費用がケタ違いにかかってくる。
ジェットフェスは前年に続き、今回で2回目の開催。まだまだ始まったばかりのフェスです。理想はチケット売上を中心に開催費用を賄うことなんですが、足りない部分は協賛金をいただいたりしながら、当日に向けて全員でがんばっております。
もっと多くの人にこのフェスを知ってもらって、島根にこのフェスを定着させたいという強い気持ちで爆進している主催のギターウルフセイジさん。正直なところ、資金面もまだ厳しいという現実。考えた結果、直前のタイミングではありますがクラウドファンディングに挑戦することになりました。
クラウドファンディングを通じて知るセイジさんの魅力
そのクラウドファンディング制作を担当させてもらったんですが、そのやり取りを通じて、僕はますますギターウルフセイジさんの魅力を知り、好きになっていきました。この人やっぱりハンパない!!
制作するにあたって、僕が絶対にやりたくなかったのは、こっちで適当に言葉を見繕って体裁のいいだけのページを作るということ。これだと意味ない。セイジさんの言葉を届けなきゃ意味がない。
フェス直前で多忙を極めるセイジさんですが、僕はそこはどうしても大事なことなんだってお伝えして、忙しい中何度も何度もジェットフェスに対する想いや気持ち、それがどこから来ているのか?などを書いてもらいました。
世界のギターウルフセイジさんに何度もダメ出しを
世界のギターウルフセイジさんに何度もダメ出しして書き直してもらうのは、ちょっとビビったりもしました。でも、クラウドファンディングをやるなら、ただの資金調達で終わってはいけない。ましてや、中途半端な作り込みで成功するほどクラウドファンディングは甘くない。ページを通じてセイジさんの深い部分が見えないと意味がない。そう思って何度もダメ出しもしました。
セイジさんは、何度も「足りなかったら言ってねー!ジェーーット!!」と言いながら付き合ってくれ、そのやり取りを通じて僕はジェットフェスへの想いや、セイジさんの人柄がどんどん分かっていきました。この人の熱量ハンパないな!と。
ギターウルフセイジさんは何でも『ジェット』を付ければカッコよくなるという持論がある
そして素材が揃い、後はこちらで文章の構成などを考えてページを制作。リターンを大急ぎで作って完成。2週間切ったところでしたが、なんとかリリースすることができました。
残り9日間でクラウドファンディングスタート
開催までもう残りわずかだけど #ジェットフェス のクラウドファンディングが開始!まさかの #DJわいざん ポストカードもあります。なんとギターウルフセイジさんとのサイン付き。これは是が非でも手に入れてほしい!というか1枚は売れてほしい(笑)https://t.co/g3zPWwKuvz
— わいざん|脱・前例主義宣言 (@yzan_travel) September 20, 2018
フェス直前ではあるけど20日にようやくスタート!
苦戦しながらも、なんとか残り9日間ということろでクラウドファンディングをスタートさせることができました。
クラウドファンディングは、ただの資金調達ではありません。主催者がどうしてこのプロジェクトを成し遂げたいかを知ってもらい、協力してくれる人を増やすという側面があります。むしろこれが大事。後につながるものでなければ一過性に終わります。
正直、プレッシャーも感じていて不安もあった。なので、セイジさんの気持ちが詰まったページを作れてひと安心。これならなぜセイジさんがジェットフェスを続けていきたいのか、それがどんな意味があるのか伝わるな、と。
期日はないけど、少しでも開催費用を補うことができ、このクラウドファンディングを通じてジェットフェスやセイジさんのことを知る人が増えたらいいなって思ってました。
ところが…僕は大きな失敗をしていました。
クラウドファンディングスタートして気づいた致命的なミス
今回のクラウドファンディングは、Readyforというサイトを使うことにしました。今まで僕はキャンプファイヤーしか使ったことなかったのですが、キャンプファイヤーの手数料が今年の3月から12%に上がってたんですね。決済手数料の5パーセントを含めると17%が差し引かれることになります。
開催に向けて、少しでも費用が必要な時だったので、いちばん安いところはどこだろう?といろいろ調べました。調べてると、Readyforが手数料と決済手数料合わせて12%。画面も見やすく、支援フローもわかりやすそう。何といってもネームバリューもあったのでこれはいいなとReadyforでやることに決めました。
初めてReadyforを使ったので、なかなか勝手もわからず…いろいろ苦戦しながらもなんとか完成。そしてリリース。後はどのくらい支援が集まるかなーとホッとひと息ついたところ…
「…ん??」
そこで僕は自分に大きな見落としがあったことに気づきました。Readyforのクラウドファンディングは全てAll or Nothingだったのです。
目標金額に達したプロジェクトのみ成立する。達しなかった場合は不成立として支援者に返金となる。
つまり、このジェットフェスのクラウドファンディングは設定した56万に達しない場合…不成立になって1円も支援をいただくことができないのです。キャンプファイヤーではAll inも選べたので、同じようにできるのかと思い込んでました。これは完全に致命的なミス…
目標金額に達しなくても集まった金額が支援金として成立する。
これはマズイな…残り期日もこの時点で7日間しかなく…僕はふるえました。マジでやってしまった…
Readyforに問い合わせてみるも、リリース後には目標金額を下げる事もできず…しかも明日から3連休に入る。連休中はリターンの追加などは対応してもらえないだろう。絶望的な状況でした。その時点で支援金は約3万くらい…
残されたわずかな期間で目標金額に何がなんでも達しなければならない…
目の前が真っ暗になり、逃げだしたくなりました。だけど、それはやったらダメなやつ!!
まずはその事をセイジさんに謝らなければならないと思って、連絡を入れる。「セイジさんすいません、僕は大きなミスをしてしまいました」と。とにかく平謝りを。怒られてもしかたないだろうし、その後できることは全力でやってなんとかしないと…といろんなことが頭を巡ってました。
だけど、セイジさんから出た言葉は次のような言葉でした。
「わかった。わいざんもクラウドファンディングに関してひとりに負担ばかりかけてごめんね。ここからできることがあったら教えてくれ。それをやるから。」
とにかくカッコいい!カッコいい上に自然体でロックなセイジさん!
その日はセイジさんも夜にライブがあったようで、本当に忙しい中でのこの言葉。僕は泣きそうになりました。いや、泣きました。でも泣いてる場合でもなく「ここからできることがあったらそれをやる」と言ってるセイジさんの為にもなんとかこのクラウドファンディングを達成まで持っていくしかないと。やるしかないと腹をくくりました。
それから、リターンの追加案を考えたり、協力してくれる人を探したり…とにかく今、必死にあがいてます。
リターンを追加してもReadyfor側の審査もあり、すぐに反映されるわけではありません。担当者になんとか早めの対応をお願いしたり、無理言いながらなんとか進めてきています。
そしてなんとか今、50%まできました。残り期日は2日ちょっと。
まだまだ厳しいですが、新しく追加したTシャツのリターンも売れ始めてます。
BEAMSとコラボしたフェスTシャツにセイジさんのサイン入りが送られます
なんとか協力できないかと提供したDJわいざんポストカードも20枚売れてます。
ポストカード買ってくれた人、本当にありがとう!
企業やYouTuber向けにセイジさん自らが動画出演してくれる権利もありますよ。これ、買ったらおもしろいと思うけどなぁ。
通常でセイジさんが受けている金額よりそーとー安い価格
シマネジェットフェスは今週29日が本番当日。冒頭で書いたように僕は13時からDJパフォーマンスやらせてもらいます。まだまだ1人でも多くのお客さんに来てほしいし、このクラウドファンディングを通じてジェットフェスやギターウルフセイジさんを知った人が、フェスの存続に力を貸してくれたら嬉しい。
とにかく最後までできることをしっかりやろうと。そして当日はできっこないことに挑みます!!最高のパフォーマンスをします。あのクラウドファンディングをミスったやつがやるDJはどんなだろう?と冷やかしに見に来てください。
29日、予定空いてて何かおもしろい事はないかと思ってる人いたら島根に来てください!!最高のパフォーマンス見せます。(2回目)
クラウドファンディングにはセイジさんのフェスへの想いが詰まってます。よかったらページを見るだけでも見て、島根にこんなフェスを作ろうとしている人がいるってことを知っておいてください。よろしくお願いします。
それにしてもギターウルフセイジさんはカッコいいわ…みんなが憧れるのもわかる。
宇宙人と石見神楽が融合したカオスなフェスが作りたいらしい。この目で見届けてきます!!!