わいざんオンラインサロン

備後国府祭りのDJわいざんは如何にして盛り上がったのか?その真相に迫る!

いやーあの備後国府祭りから1週間が経ちましたが、未だに余韻がさめません!!

ステージからの景色。どこまでも続く人と笑顔は圧巻だった!こんな景色が見れる人生になるなんて思ってもいなかったので、そりゃ1週間くらいは余韻に浸るよね。

ステージからの景色は圧巻でした!

この写真の時は、まだ遠巻きに見られてる時かなー。ここから人がどんどん押し寄せてきて、最後はあの伝説のY.M.C.A.の盛り上がりを見せたわけです。ほんと感慨深い。

ただね、この盛り上がり、初めからそうだったわけではないんですよ。そりゃそうです。祭りのゲストでDJわいざんって、ほぼ全ての人が「ふーん、誰?」って感じでしょ。誰もぼくのことなんて知らないんです。

 

閑散としたなかでのリハーサル

見てくださいよ。リハーサルはこんな感じですよ。身内がちょろっとしかいません。まぁリハなんでね。ただ、リハ中も有効に使おうと、とりあえずDJわいざんのスタイルをマイクパフォーマンスで説明しながら、ちょっとでも興味持ってくれる人が現れたらいいなーと思ってやってました。

DJわいざんのスタイルは、ぼくが音楽を流してMCで煽る。そして赤の法被のこな子が曲に合わせて踊る。難しい事はやらない(できない)ので、その場で見て楽しめますからねーって、何度も何度も呼びかける。でも、誰も集まってはこない。まぁそんなもんです。

しかも、リハ中に間違って曲を止めてしまいましたからね。まぁ今は活動休止中だし、そもそも下手くそなんでそれは想定内です。でも、そこでぼくが一番間違うし、失敗するのでみんなも恥ずかしがらないでいいですよー!と声がかけれる。なんでもプラスに持っていくMCがDJわいざんの魅力のひとつ。

 

備後国府祭りDJわいざんスタート

さぁ、始まりました!これ、本番始まってますからね。お客さんは冷やかしの子供たちのみです。かつてこんなに厳しい状況でのスタートがあったでしょうか?

 

完全に野次馬でしかなかった!!!

主催者から、子供も楽しめる感じにしてほしいって言われてたから、エビカニクスでスタートしたキッズ向けの選曲だったのですが、誰も踊りやしねぇ!子供たちの元気はどこにいってしまったんだよ!!!

 

始まる前にあんなにサインを求めてきてたじゃねーか!!!この子供たちはどこにいったんだよ!!!!

という悲痛な叫びも虚しく、全然盛り上がらないのでセトリを変更してエビカニクスを踊るまで流してやろうと。1回目、閑散としてる。2回目、まぁまぁ踊りだす。そして3回目…ようやく数人の緊張がほぐれてきたのか、大人たちも含めて数名が踊りだしたので「よし!ようやくこれでいける!」と思って次の曲へ。

ここで踊ってくれた数人の大人たちにはめっちゃ感謝してるんですよ。途中でステージ降りて直接お礼言いにいきましたからね。

 

いや、ほんとこのお客さんの奥さんMVP。めっちゃ勇気づけられました。ゼロじゃない限り、少しづつ楽しさは伝播していくわけです。これ、パフォーマンスだけでなくマーケティングでもそう。行列ができる店の行列は人を呼ぶでしょ。そういうことです。

 

誰に向けてMCを投げかけるのか?

ちょっとづつ人が増えてきます。でも、まだまだ前の方は閑散としてる。遠巻きに見てるって感じね。これはでもいい兆候。ちょっとづつみんなを巻きこんでいこうとわいざんは考え始めます。

踊りたそうにしてる子供たちをステージにあげて、DJわいざんメンバー増員。ちょっとづつ盛り上がってきた。けど、まだまだ恥ずかしがってる子はたくさんいます。

始めは、盛り上がってくれてる人に向けてMCをしますが、このあたりからぼくは「盛上りたいけど、恥ずかしくて踏み出せない」という人に向けてのMCに切り替えます。空気はできてる…だけど、恥ずかしくて踏み出せない!って人は多いし、仕方ないと思います。だから、ぼくはその人たちに向けて「間違ってもいい、恥ずかしがらなくてもいい」「ぼくが誰よりも間違うから心配しなくていい」って言って、実際に失敗します。

そんなMCを繰り返してると、だんだんと人が集まって盛り上がってきた。この辺からちょっと安心してきました。そしてMCをメッセージ性あるものへと変えていきます。

 

豪雨災害で自粛ムードの中、開催された祭りへの想い

ぼくは盛り上げるのは好きですし、やるなら盛り上げたいですが、それだけのDJをやるつもりはありません。呼んでくれた主催者の想いや、ぼくがここでDJをやる意義など、メッセージを伝えたい。それを表現したいという強い想いがあります。

備後国府祭りは、豪雨災害で自粛ムードがある中で開催されたんですよね。やると決めた運営や、祭りに来てくれてるお客さんも、来れなかったお客さんもいろんな想いの中で開催されたと思う。

それに対して、ぼくの言いたい事を伝えたい。そんな想いでももいろクローバーのツヨクツヨクをかけました。広島を元気に。ツヨクツヨク明日の為に走り出してほしいという想いです。これが地元広島でできてよかった。Twitterに曲中のMCがアップされてるので見てね。これは見てほしい。

 

熊野で被災し、復興ボランティア活動の日々を送ってるじゅんちゃんも家族で来てくれました。そして子供たちのこの笑顔。もちろん、段階はあると思うけど、被災した子供たちが元気をもらえる場っていうのは絶対にあったほうがいい。その一角を今回担えたことを誇りに思う。DJを始めて本当によかった。

 

名曲!ゆずの夏色の威力がハンパない!!

ここまで来たらもう完全に勝ちました。写真はゆずの夏色をみんなで熱唱してるところ。大人も子供も大きな声で歌えるこの曲のパワーはすごいものがあるね。

DJわいざんパフォーマーのこな子は大のゆず好き。ぼくもこの曲は大学の時に何度も何度も聞いて、夏の思い出がじんわりと浮かんでくる名曲。同世代を過ごした人も、長く活動してるゆずを好きな人も、きっと込み上げてくるものがあるんじゃないかと思って流しました。ゆずはすごいね。想像以上にみんな歌ってくれた。

世代を超えてみんなをつないでくれる音楽は本当にすごい。

百均でタンバリンも買ってきてみんなで大合唱。忘れられない夏の思い出がまたできたし、またこの夏色って曲が好きになった。マジで最高の曲。異論は認めない。

 

オファーを受けた時からラストはこの曲と決めてたY.M.C.A.

ラストはこの曲。今年5月に亡くなられた西城秀樹さんの名曲。

広島出身であり、お盆にはちょっと早いけど、どうしてもこの曲を平成最後の夏に流したいなって思ってすぐ決まった。いつもは結構何を最後に流そうか悩むんだけどね。

昭和の曲を選曲したら嫌そうにするこな子も、この曲は歓迎ムード。やっぱりY.M.C.A.という曲はすごいな。まさにラストの曲に相応しい。

 

で、たくさんの人が見てくれたと思うけどこの盛り上がりね。再生ボタンを押した瞬間、目の前に広がるたくさんの人の顔がパッと明るくなって、リズムに合わせて体を自然に揺らしてる。この景色、マジですごかった。本当にこれは忘れられない。この余韻だけで1週間生きてきました。

「憂鬱など吹き飛ばして君も元気出せよ」

と、西城秀樹が明るくキャッチ―に歌ってくれるおかげで、どんどんみんなの顔が明るくなってくる。本当に秀樹はすごい。最後をこの曲にしたDJわいざんも本当にすごい。

 

信じられないくらいの盛り上がりの中、DJわいざんのパフォーマンスは終了。

終わった後、主催者からの喜びの声や、来年も絶対出てほしいと言われて嬉しかった。同時に、こんな風に全国の祭りを盛り上げることができたらこんな幸せなことはないだろうなって思った。

来年も備後国府祭り出たい。主催者にしっかりお願いしとこう。そしてこれを読んでる祭りの運営者はDJわいざんをゲストで呼ぶことを考えてください。めちゃ喜んでついていきます。

 

備後国府祭りダイジェストムービー

この備後国府祭りのダイジェストムービーを大阪から応援にかけつけてくれたちびぃさんが作ってくれてます。今回のブログに使った写真もほとんどちびぃさんが撮ってくれたもの。マジ感謝!

このブログでぼくの心境を知った上で、このどんどん盛り上がっていく動画を見たら備後国府祭りで何が起きたのかがよくわかると思います。

もっともっと力をつけて、知名度もあげて動員にも貢献できるようになりたいな。まぁ結局のところ何が言いたいかっていうと…

 

まだまだ余韻はさめません!!!また祭りに出たいよーーーーーーーーーー!!!!!!

 

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