こんにちは。わいざんです。普段はマーケティングコンサルタントなんかをしてますが、他にもDJや藍染など多岐にわたる活動をしてます。
そんな僕だからこそ言えます。はっきり言って今やビジネスに必要なのはアートです。
AIの発達により、これからどんどん機械が合理的な判断、ミスのない仕事を担っていくことになります。機械は超ロジカル。そんな時代に人間としてロジカルな判断でビジネスをしていくことは、絶対に勝てない領域に足を突っ込んでいくことだと思います。
もはや人間に必要なのは合理的にミスをしない正確さ…ではない。機械がどうしても担えない領域にいかなければなりません。それがアート!!!そう、ビジネスに必要なのはアートなんです。
アートは理屈じゃない。インスピレーションだ!だからこそ機械には担えない。これからのビジネスにはアートの要素を取り入れる必要がある!!!
…というような話をよく聞くので僕もそう思います。みんなが言ってるからそうなんだと思います(適当)
というわけで僕の中のアートの面がうずいてます。それを収めるべく、信楽へ行ってきました。
たぬきがズラリと並ぶ町。ここ信楽はお茶と陶芸が有名な町です。このたぬきは全部焼き物なんですね。
そして実はよく知らないんですけど、話を聞いてるとどうもNHKの朝ドラの舞台になる模様。スカーレットというドラマみたいですね。僕にとってスカーレットといえばダイワスカーレット一択です。
https://twitter.com/staydream21/status/995623734294663168?s=21
というわけで僕の中のアートが抑えきれなくなったので、ここ信楽に陶芸をしにきました。今日のブログはそういう話です。
まず先生の話を真剣に聞くわいざん氏。顔が死んでますね。何を作りますか?と聞かれて「作るんじゃなくて自分の中にある物を出す感じですね」と思ってる時の顔です。口には出してないんで安心してください。
説明を聞き、はやくもイメージが湧いたわいざんは早速粘土に手をつけます。
「迷いがない」
このような評価をいただきました。そう、迷いなんてないです。
何やら真剣に粘土と向き合ってます。水玉のエプロンがかわいいですが、これも1番かわいいやつを選びました。ここにも迷いはなかったです。
粘土に手を加え、どんどん頭の中を形にしていきます。かなり早いスピードで粘土に思いを乗せています。アートっすわ。
なんだか吸盤みたいなのがたくさんありますね。果たしてこれは一体なんなのか?出来上がりが全く読めません。どうなってしまうのか?
いっちょまえにヘラを使い始めました。ただ、ここにきて作品がアップで見えてしまいましたが、これは…大丈夫なのか?
そんな雑音を他所に、わいざん氏は真剣そのもの。自分の作品を「いいわ〜これいいわ〜」と絶賛しながら作品作りを進めてます。
おそらく、せめて自分でそう言わないと不安で押しつぶされそうだったんだと思います。
完成!と、言わんばかりの表情!
…しかしこれは何なのか?正直納得いってないです。自分の表現したいものが全く表せてません。この作品には決定的に足りてないものがある。表現者としてこれは妥協できないところです。
先生に相談したところ、おもむろに外からゴツゴツした石を拾ってきてくれました。
そうです、物足りなかったのは質感。質感以外は完璧だったのですが、ちょっとツルッとして岩感が出せてませんでした。それを徹底的に追求していきます。
すごい集中力。徹底した「岩加工」を施していきます。この細部へのこだわりこそが最も差の出る部分。
アートです。わいざんの中のアートが炸裂してます。闇が深いです。
そしてついに…
完成!!!!
ぶりカッコいい…マジかよ…
四次元怪獣ブルトン。 pic.twitter.com/i4K7abRaVC
— とみー (@bluejazz10) March 11, 2017
そうです。これが四次元怪獣ブルドン…
オレは…オレは信楽焼で四次元怪獣ブルドンを作ったぞ…そういうことだったんですね!これだとこだわり抜いた「岩感」にもうなずけます。「違和感」のない「岩感」です!
しかも、しかもよく見てくださいよ?
本日の紹介は「二次元怪獣 ガヴァドン」です。かわいいです。とにかくかわいいです。怪獣と思わしき見た目は愛嬌の塊です。落書きから生まれたマスコット的な存在です。しかも、いびきをかいて寝ているだけの人畜無害で、癒されます。 pic.twitter.com/8fmdRARKet
— 念仏の鉄 (@eccf0f65e26d471) March 28, 2016
なんとブルドンの上には二次元怪獣ガヴァドンを乗せてます。
二次元と四次元の夢のコラボです。これはすごい。とんでもない作品を作ってしまいました…
そして…ん?ブルドンを手元から離し、再び粘土に向かうわいざん氏。一体どうしたのでしょうか?
そうです。あまりに早く作りすぎたのでもう一作品作ることにした(時間がかなり余った)のです。アートに貪欲!全ては次代のマーケティングの肥やしです。そう、ビジネスはアート。これは揺るぎない事実なのです。
で、できた…そう。ガバドンはあくまで既存のウルトラ怪獣を完璧に再現しただけのもの。
いくら再現度が高くても、結局は他者の作品です。それだけではアートと言えない。ウルトラ怪獣ではなく、僕が自分の中から湧き出る思いを形にしたもの…それが…
作品名「罪悪感」
ばーーーーーんっ!!!!
この後、焼き上がった作品を発送してもらう伝票を記入します。
先生から「これはなんですか?」と聞かれた時「これは罪悪感です」と答えると、先生は「生まれて初めて罪悪感を伝票に記入しました」と仰いました。
ヤマト運輸の人も罪悪感を運送するのは初めての経験になるかもしれません。
焼き上がりは8月ごろで発送は9月だそうです。ヤマト運輸の担当の方、どうか無事に僕の罪悪感を広島まで届けてください。
今日お伝えしたいことは以上です。
僕とアートについて語りたい人はオンラインサロンにどうぞ。あなたのアートを待ってます。