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「がんばらなくていい」「ありのままでいい」って何なん?

「がんばらなくていい」「ありのままでいい」

この一見耳障りの言い言葉が、SNSを席巻するようになったのはいつくらいからなんだろうか。少なくとも僕がSNSに注力し始めた2016年頃にはその風潮はあった。

これね、誤解のないようにオブラートに包みつつ、各方面に気を遣いながら丁寧に伝えたいと思うんですが…

「クソだと思います!漏れなくクソ!!!」

はい。というわけで好感度が下がりそうなオープニングで始まった今回のブログですが、僕はがんばることや、自分を変えようとすることは必要なことだと思ってます。なので、人から成長を奪うこの言葉があまり好きではありません。

ただ、その一方で僕は、我慢したり努力したりすることが嫌いです。自分を殺すのが嫌なんです。がんばってる人の中には、自分を殺すことを「がんばってる」と、捉えている人も多いのではないでしょうか?

自分を殺すくらいなら僕はがんばらなくていいと思うし、むしろ我慢してる状態はありのままから一番遠いのでは?と思います。その底なし我慢沼から呼び戻すためなら「ありのままでいいよ」って言葉も使うかもしれません。

今回の記事では、がんばるとはどういうことなのか?最近、僕ががんばってきたことを事例にお伝えしようと思います。

制限があるから解放される喜びがある

スキーの経験からの学び

僕が子供の頃の話なんですが、ある時に「制限があるから解放される喜びがある」ということを知りました。僕の実家は自営業だったので両親は忙しく、なかなか遊びに連れていってもらうことはなかったのですが、友達のお父さんに、よくスキーに連れてってもらっていました。

友達のお父さんはスキーのインストラクターで、めちゃめちゃスキーが上手く、僕も丁寧に教えてもらってました。颯爽とゲレンデを滑る姿を見ながら「あれだけ滑れたら楽しいだろうなー」と思い、ふと「スキーで一番楽しい瞬間って何?」って聞いてみました。すると、こんな答えが返ってきました。

「一番楽しいのはスキーが終わって靴を脱いだ瞬間かな。あの歩きにくい靴から解放される瞬間が最高に気持ちいいんだよ」

地下の強制労働施設で働く班長も外出券で地上に出る瞬間がいちばん楽しそう

なるほど!

窮屈や不便な状況から解放される瞬間…その瞬間がいちばん気持ちいい。これは子供ながらに納得でした。制限があるから楽しい。僕はこの何気ないやり取りが原体験として残っています。

窮屈や不便な状況、つまり我慢している状況であればあるほど、解放された瞬間のことを考えて過ごすようにしよう、と思いました。僕はこれを計画的我慢と名付けました。今、この瞬間名付けました。

我慢させられてるというより、目的のために計画的に我慢することをこう呼ぼうと思います。

YouTubeのチャンネル登録数1,000人を目指す

僕は今、YouTuberとして活動してるのですが、昨日ようやくチャンネル登録が1,000人に達しました。現在のYouTubeはチャンネル登録数1,000人、過去365日の総再生時間4,000時間以上で収益化の申請を出すことができます。ようやくYouTuberとしてスタートラインに立てたといったところです。

満を持して収益化申請を出したわいざん氏

元々は、僕はYouTubeを本格的にやるつもりはありませんでした。一緒に働いている楠さんが、車とバイクのカスタムを中心としたガレージチャンネルをやっているので、それを伸ばすのに全リソースをフルコミットさせてました。

おかげさまでチャンネル登録数は3万人を超え、サブチャンネルも開設して順調にやってます。僕らを応援してくれる人は是非チャンネル登録しておいてほしいところです。

このガレージチャンネルが中心だったので、自分のチャンネルは気楽に、なんの不可もなく動画を出したい時に出そう…くらいにしか考えてませんでした。だってYouTubeって見るからに大変そうなんですもん…

一見すると立派なことを言ってるようなこのツイートも、3月の時点で登録数179人を年内に200人を目指す…と、完全に低めの目標を掲げてます。ふざけて目標にコミットする気はないという姿勢が伺えます。

楠さんからは期待通りのツッコミが返ってきます。でも、チャンネル登録1,000人は結構大変なハードルだなって思ってたので、そこに向けてがんばりたいという気持ちは微塵もありませんでした。

チャンネル登録数という目標を本気で掲げる

ところが、4月あたりから周りの友人がYouTubeをがんばりだしたこともあり、ふつふつと自分もやってみたいという気持ちが生まれ、「やるからには本気でやりたい」と考えるようになりました。

そこで、これまでくっすんガレージチャンネルで経験してきたことをベースに、どういうやり方をすればチャンネル登録数1,000人を達成できるか?を真剣に考えるようになりました。

僕は元々動画をあまり見ない方なので、初めはめちゃめちゃ苦戦しました。なんといっても動画は時間がかかる。時間をかけて作った動画でも、まったく反響もないケースもしばしば。

それまでの動画は、再生回数も良くて1000回くらいの再生数だったので、大幅に方向転換しないと厳しいなと考え、それまで以上にYouTube動画を見まくりました。同じテーマを扱ってても、伸びている動画と伸びていない動画がある。この辺を分析してるとYouTubeに必要な要素が見えてくるからおもしろい。

YouTubeってマジでたいへんです。イメージ的には好きな事だけやって稼げる!って見えるかもしれないけど、やることは盛りだくさん。企画を考えて、撮影して、編集して、タイトルとサムネイルを考えて届ける努力をして…というように、一日の時間を大幅に持っていかれる。しかも何の保証もない。どれだけ考えてもスベる動画はスベります。

ただ、自分の好きな事を仕事にするという点においては、非常に希望のある職業だとも思う。 やるならば覚悟を持って飛び込んで来てほしい。

目標を立ててしまった以上、僕はどうしても達成に拘りたいという性格であり、意地でもチャンネル登録1,000人を6月中に達成したいと思うようになりました。

目標を掲げてしまうと、やっぱり辛いこともあります。思ったように数字が伸びない時は悔しいし、とにかく動画を出さないといけない。日中に打ち合わせなどで時間拘束される時は、夜遅くまで働いて、12時過ぎて家に帰ってから編集。明け方4時とかまで編集をすることとかもザラにありました。

目標に縛られることが苦しかったかと言われると苦しかったです。ただ、僕はこの苦しさはあくまで戦略的我慢。このがんばりの向こうに報われる瞬間があると信じてがんばってきました。

達成の時の喜びと解放感

そして昨日、見事にチャンネル登録が1,000人超えました。めちゃくちゃ嬉しかったですね。みんな一緒に喜んでくれました。多分、僕ががんばってた姿を見てくれてたから一緒に喜べたんだと思う。

この喜び…これは自分に負荷がかかってないと味わえないでしょう。苦しいかもしれないけど 、その後にあるこの充実感。それを味わう為にはやっぱり苦しくてもがんばらないといけない時がある。

人が喜びを感じる基準って伸び率なんですよ。伸び率を感じている時がいちばん幸福度が高い。だから充実した人生を望むなら挑戦することです。

僕のチャンネル登録1,000人なんて目標は、見る人が見たら小さな目標だと思います。そんなのに大げさに取り組むなんてダサくない?って思う人もいると思う。僕もそういうところあったからわかるんです。誰かの小さい目標を笑ってしまう心。

挑戦は自分の尺度で決めましょう。周りから見てどう思われるかというより、自分が真に心の底からやりたいこと。ここで人の目を気にしてたら苦しいだけですよ。誰が何と言おうと、自分で決めた、自分がやりたいことに挑戦することをオススメします。それが世間的に自慢できるかどうかなんて関係ない。

制限があるから解放される喜びがある。であれば、その制限は自分のやりたいことでないと解放されるまでがんばれないと思うんですよね。

努力と夢中について

努力ではなく夢中になれることを探そう

幸福度を得るには自分への負荷が必要だ!だから僕は努力や我慢も必要な時がある…と書きましたが、最後にどうしてもお伝えしたい事があります。

例に上げたYouTubeのチャンネル登録1,000人に向けての努力。これ、実は僕は全然努力と感じてなかったんですよね。

朝まで動画編集してる時も、「この動画を明日までに作っておけば、昼はあの仕事ができて、その後撮影する時間ができるからまた夜に編集できるな…」とか、「この前のあの動画は見てくれてる人が喜んでくれたから、今度はこういうのも喜んでくれるだろうな…」とか。

そんなことを考えてたら全然苦にならなかった。夢中になってたんだと思います。

他人から見たら努力に見えるくらい、自分にとっては夢中であること。これについてはイチロー選手が次のように言ってます。

報われるとは限らないですね。もっといえば、努力と感じている状態は、まずいでしょうね。

その先に行けば、きっと人には努力に見える。

でも、本人にとってはそうじゃない…という状態が作れれば、それは勝手に報われることがある…ということだと思います。

僕は「制限があるから解放の喜びがある」と書きましたが、これはあくまで仕組みの話。幸福度を高めたければ自分に負荷をかけるのがいいよって話を知っておいてほしいということです。

それを前提としてがんばろうと思ったら、報われなかった時つらいことになります。だから、僕は夢中であってほしいと思う。

正直なところ、イチロー選手の言葉のように、「勝手に報われることがある」という境地はよくわかりません。どこかで報われることを期待してる自分がいます。

だから僕はこう考える。入り口の時点で自分が夢中になれそうかどうか?なんとなくやってたら、いつの間にか夢中になってたかどうか?これであれば僕くらいのマインドでも全然行動できます。続けられます。

喜んでくれる仲間がいるから夢中になれる

今回、チャンネル登録1,000人を達成した時、たくさんの仲間が祝福してくれました。一緒に働いてるガレージのメンバーは、僕が毎日がんばってたのを知ってたからか、めちゃくちゃ喜んでくれました。

SNSの向こうでは、いつも価値観を共有してるオンラインサロンの仲間たちを中心に、みんなめちゃくちゃ喜んでくれました。

僕は「ああ、夢中になれてたんだな」って実感しました。YouTube、大変なことも多いけど、やっぱりやってて楽しいです。話すことが好きな僕は、セミナーや講演をすることを仕事にすることで満足していたけど、YouTubeで多くの人に話を聞いてもらえるって事に今、ものすごくワクワクしてます。

夢中になった時、まわりに仲間がいることはすごく幸せなことだと思う。僕は意思も弱く、すぐ楽な方へ逃げてしまう人間だから、まわりにいる仲間はものすごく大事。多くの人はそうなんじゃないかな?なかなかひとりでは完結できない。

僕が夢中になれたのは、YouTubeが楽しかったのもそうだけど、まわりの仲間が応援してくれたからってのは大きいと思います。なかなかここをひとりでストイックにできる人は少ないと思う。

「がんばらなくていい」「ありのままでいい」

誤解してほしくないのは、この言葉を必要としてる人もいて、相手に合わせてうまく使える人もいると思います。

ただ、この言葉を使う人の多くは、相手の状況を鑑みずに自分に重ねて言葉を押し付けてくるから問題があるのだと思います。過去に辛かった自分を相手に重ねている。僕は、それはがんばり方がよくなかっただけだと思うので、どうやったら夢中になれるか?を考えた方がいいと思います。誰かの夢中を軽い言葉で止めるな!って思いますね。

わいざんサロンには、楽しそうに夢中でがんばる仲間がたくさんいます。きっとあなたが何かやりたいことがあるなら、よい影響を受けると思います。もちろん僕もそれを後押しする記事を(ほぼ)毎日書いてます。

夢中になれるっていいな…って思ったあなた。僕のサロンにはそのヒントがあります。夢中になれる話を一緒にしましょう。参加待ってます!

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