今日は満月の夜です。
さっき、ちょっと夜風にあたりながら外を散歩したのですが、広島市内は雲が若干あるものの、とても綺麗に見ることができました。
満月を見ていつも思い出すのが、夏目漱石のエピソード。
今夜は満月。
夏目漱石は英語教師をしてた時、I love you を生徒が「君を愛す」と訳した時に…
日本人はそんな事を言わない、「月が綺麗ですね」とでもしなさいと言ったそう。この感性で生きていきたい。
日本って綺麗ですね。 pic.twitter.com/ht5MKLyzkM— 横山 文洋(温泉ソムリエYzan) (@yzan_travel) 2016年7月20日
今夜は満月。 夏目漱石は英語教師をしてた時、I love you を生徒が「君を愛す」と訳した時に… 日本人はそんな事を言わない、「月が綺麗ですね」とでもしなさいと言ったそう。 この感性で生きていきたい。 日本って綺麗ですね。
このエピソードについて思うこと
とても日本人の奥ゆかしさを表した素敵な和訳だなって思ってて、すごく大好きなエピソードです。
当時の日本人はきっとストレートに「愛してる」なんて言えなかったんでしょうね。
月をただのモノと捉えるのではなく、綺麗な月を一緒に見ているという情景を浮かべ、遠回しに体験から気持ちを伝えているというところが、とってもエクスペリエンスマーケティング的だなって思いました。
お客様と仲良くなって、つながりを作っていく事が大切になっている今の時代。
情景を浮かべる事で気持ちを伝えれる感覚を持つことは、とても重要なことなんじゃないかなって思いました。
今日のブログは以上です。
こんな夜は多くを語らず、ちょっと余白を残したまま終わるのが粋ってものかもしれませんね。
満月の夜に僕が思ったのはこんなことでした。
では、おやすみなさい。