先日、SNSではたごちりめん山椒を販売した結果、半日とちょっとで限定20個が完売したという事例。
Facebookを使わず、Twitter、Instagram、LINE@だけでこの反響は僕も驚きました。
そんなわけで #はたごちりめん山椒 初の限定20食の販売が無事に完売しました。皆様、ありがとうございます。
Twitter…16個
LINE@…3個
Instagram…1個商品は料理長が今、がんばって作ってくれてます。お手元に届くのを楽しみにしてて下さいね! pic.twitter.com/KMRIwAVq0P
— 横山 文洋(温泉ソムリエ&DJわいざん) (@yzan_travel) 2017年5月29日
*販売の経緯を書いたブログを読んでない人は先にこちらからどうぞ!
今回のブログは、このちりめん山椒の販売を通じての気づきを、SNS時代の認知の広がり方としてお伝えします。
つまり、はたご小田温泉のステマです。でも、気づきに嘘はありません。
そのつもりで読んでください。ステルス性を無くすとステマではなくなる…勉強になるなぁ。
やってみてわかる事はたくさんあります。行動する事がおもしろいなって思う今日この頃です。
つながりの消費はマスを凌ぐ
SNSだけで、2,600円くらいするちりめん山椒が20個売れたという事。
この結果を、すごいと考えるか、大したことないと考えるかは人それぞれだと思います。
だけど、僕はSNSのつながりから起こる消費は、すでにマスを凌いでいると思う。
どこかの誰かわからない塊に対して、量のマーケティングを行うより、顔の見えるひとりひとりにコミュニケーションをとりながら、伝えていく方が圧倒的に伝達のスピードと広がりが早いと思う。
一度に100人の人に情報を一方的に届けようと思っても無理な時代なんですよ。
そこから目を逸らしてはいけない。
1対100で情報を伝えるより、1対1を100回繰り返した方が早いのです。
これを理解しない事には、よいものを作っても、認知の部分で苦労すると思います。
全て、可視化されている
ポイントは、SNS上のやり取りは全て可視化されてるという事。
今回で言うと、販売は20個だから単純に考えて1対1を20回繰り返してるという事。
でもね、SNSでの1対1はこれだけに留まらないんです。
その1対1を見ている人が何人もいるという事。
ちりめん山椒を、楽しんで食べている人を見ている人がSNSの向こうにはたくさんいる。
宿の人が、買ってくれたお客さんに対してどういう対応をしているかを見ている人がSNSの向こうにはたくさんいる。
全て、可視化されている。
SNSのおかげで、人柄が透けて見える時代になっているんです。
そんな時代にどういうマーケティングをするのかは、しっかりと考える必要がありますね。
はたごちりめん山椒をSNSで販売したその後
まだ、ピンとこない人の為に、このちりめん山椒の件でひとつの例を伝えましょう。
僕も驚いたのですが、ちりめん山椒がSNS上で話題になっているのを見て、お宿に電話をかけてきた人がいるらしいです。
あのちりめんは、ここで買えるんですか?と。
これには僕も驚きました。わずか20個の販売ですが、SNSで話題になるという事は、ここまで広がってくものなんだなぁと。
商品が爆発的に広がる時、初動を支えてくれてるのはマイノリティと呼ばれる一部のファンたちです。
一部のマイノリティが、有名だ、売れているとか関係なく、これが好きだ!という自分の意志で選んで集まってきてくれます。
そして、人が集まっているから、なんだか楽しそうだなってマジョリティ層に広がっていきます。
SNSで一定のファンから支えられる事が、どんなに重要か伝わると嬉しいです。
行列が出来ているから売れる、とはよく言いますが、その行列を作るには初期に支えてくれるファンが必要なのです。
支えてくれるファンを作る事。
これが、SNS時代の認知の広がり方だなって思いました。
はたごちりめん山椒のその後
最後に、今回の件で僕が一番うれしかった事です。
それは、はたご小田温泉さんのTwitterに対する熱が変わってきた事です。
お客さんがSNS上に感想の投稿をしてくれてるのが嬉しくて、料理長がTwitterを始めてくれました。
はたご小田温泉の料理長がTwitter始めてくれてます。嬉しいなぁ。アカウントはこちら→ @wakuwakuri #はたごちりめん山椒 の皆さんの反応を見るのが楽しくて登録してくれたようです。調理場の様子が見れるのは嬉しいですね! pic.twitter.com/PCuhQagyr8
— 横山 文洋(温泉ソムリエ&DJわいざん) (@yzan_travel) 2017年6月15日
これは本当に嬉しかった。
その後も、毎日コツコツと定期的につぶやいたり、お客さんの投稿をしっかりと見てくれてます。
これが、積み重なっていったら、はたご小田温泉さんの認知はどんどん広がっていくと思います。
そしていよいよ…
【予告】お待たせいたしました!はたごちりめん山椒第2回通信販売が決定いたしました!この度は当アカウントで直接お申し込みを受付けます。
明日24日の午前9時より先着順に20個限定。おひとり様2個まで。販売開始のツイートにリプの形がDMでご注文下さいませ。 #はたごちりめん山椒— はたご小田温泉ちりめんできました! (@odaonsen) 2017年6月23日
あれからそろそろ一か月。
毎月、仕込んでくれてるちりめん山椒を、また20個用意してくれました。
しかも、今回は僕を経由させず、自らのアカウントでやってくれるとの事です。
このアカウントを管理してくれてる若女将は、もともとTwitter投稿はしっかりとやってくれてた方でした。
だけど、SNSでの販売に挑戦しようなんて思ってもみなかったはずです。
これは嬉しかったなぁ。もちろん僕も買います。
前回買い逃した人は、是非買ってみて下さいね。本当に美味しいですよ。
まとめ
コンサルをしていて思う事があります。
それは、同じ話をしても、行動してくれる人と行動しない人の差は本当に大きいという事。
忙しいのはみんな一緒なんです。
その中で、伝えた事を少しでもやってみようと努力してくれる人と、そうでない人がいる。
これはある意味、仕方のない事かなぁと思います。
特に、腹が立ってるわけでも、行動しない事に憤ってるわけでもありません。
単純に時間は有限なんです。それは、僕も同じ事。
自分に限られてる時間の使い方に、もっと正直になった方がいいなって思うこの頃です。
限られた時間であるならば、行動してくれる人と、仕事をしていきたいなって思います。
本気でビジネスを楽しんで、人生を輝かせていきたい人だけ、お仕事のご相談をお待ちしております。
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今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
ちりめん山椒のフォトギャラリー作りたいなぁ…