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【マーケティング事例】SNSで商品が売れる。つながりの中で消費が起きる。

おはようございます。岡山県の湯原温泉で目覚めました。まだちょっと朝晩は涼しく、窓をあけてたらちょっと肌寒いですね。

目覚めてすぐにスマホを見るとすでに何件か通知が来てます。仕事の打ち合わせのメッセージや友人のSNS更新通知など。離れた相手でも何をしているかがすぐにわかります。24時間365日ネットでつながってる。少し前には考えれない事ですよね。

24時間365日ネットでつながっている

スマートフォンの普及により、パソコンをわざわざ立ち上げたりしなくても、常に人はインターネットでつながってる状態になっています。この24時間365日人と人がつながっている事が、僕らの生活に大きな影響を与えています。

生活が変われば、当然マーケティングの形も変わります。人と人とがつながることで、つながりの中で消費が起きるようになってきました。

情報が大量に溢れている今、情報を受け取る側は、どの情報が自分にとって適しているかを取捨選択するのが難しくなってきています。伝える側は、情報を伝える事がひと昔前に比べてものすごく難しくなっています。普通の情報発信をしていると埋もれてしまいます。

だからこそ、誰がそれを言っているか?を意識的にも無意識的にも重要視します。

つながりの経済では、SNSでつながって、関係性を築いていく事が非常に重要になってくるという事です。そして、僕もこのつながりの中で消費が起きるという体験をいくつかしています。

そのひとつとして、先日僕がコンサルの取引をさせてもらっている、島根県のはたご小田温泉さんのちりめん山椒をSNS限定で販売しました。そして、半日ちょっとで限定20個を完売する事ができました。

はたご小田温泉のちりめん山椒とは?

僕がコンサルさせてもらっている、島根県出雲にあるはたご小田温泉さん。木造建築の木の香り漂う、わずか7部屋の小宿で、あたたかいおもてなしが魅力の大好きなお宿さんです。

昨年、朝ごはんで提供しているちりめん山椒が、楽天トラベル朝ごはんフェスティバル2016で、島根県1位に選ばれました。

庭で栽培している山椒を使って作る、このちりめん山椒は完全自家製の島根の味。ご飯に乗っけて食べると、ほんのりと香る山椒の香りがたまりません!!

朝ごはんフェスティバル当日の実食審査でも、多くの方から「美味しかった!」とのお声をいただきました!!!

当日は僕も、若女将と一緒に古巣の楽天でプレゼンをしました。ちょっと緊張したけど、島根県の魅力やはたご小田温泉の拘りを伝えれてホッとしました。

そんな作ってる人にも商品自体にも思い入れのある、ちりめん山椒。

個人的に、ずっと通販をしてみたいなぁと思ってました。多くの人に食べてもらったら、絶対喜んでもらえるのにな、と。

でも、自家製でそんなにたくさんの量を作る事もできなく、宿泊のお客様優先で提供していた為、なかなか通販というわけにはいかなかったんです。それが、この時期は旅行業の閑散期という事もあって、限定20食だけ試してみようという事になりました。

つながりの中で消費が起きる

ついに通販できることに喜んだ僕は、さっそくTwitterで値段もはっきり確認しないまま、ツイートをしました(笑)2,500円くらいとボヤっと書いてます。すると…

Twitterでいつもつながってる京都のともさんが即反応!僕もやるまではちょっと無反応だったらどうしよう?と不安はあったので嬉しかったです。そして…

次々と注文希望が入ってきました。これは嬉しかった。

そして、他にもDMで直接購入希望をいただいたりしました。その全てが、いつもSNSでつながってる人。
購入してくれる人の顔がわかっているのがまた安心ですし、おもしろいです。

そして、販売開始後に180gってどのくらいかがわかるような写真と、正確な価格を確認してツイートしました。この時点ですでに11個も注文いただいてます。

こんな感じでどんどん注文をいただきました。何がすごいかって、Twitterに投稿しただけです。販促コストゼロ、労力もほとんどかかってないです。

ただ、買ってくれた人は、普段から僕とつながって、コミュニケーションを大事にしてきた人たちだという事。
僕のおすすめするちりめん山椒だからこそ、興味を持ってくれているという事です。

そして、これをきっかけにさらに深くつながる人たちも。もちろん、お名前はみかけてましたが、直接やりとりするのは初めてじゃないかな~。SNSのおもしろいのは、やり取りが誰にでも見れるから、そこで起こっている事をみんなに知ってもらう事ができます。

僕の事を好きな人が、僕のおすすめする商品を買ってくれて、その買ってくれた人の向こうにも、その買ってくれた人を好きな人がいて…そんな風につながりの消費は連鎖していきます。

お世話になってるはたご小田温泉さんの自家製のちりめん山椒。 昨年、楽天トラベル朝ごはんフェスティバル2016にて島根県1位に選ばれました! 宿泊のお客さんの朝食に提供しており、手作りの為なかなか通販できる量が確保できなかったのですが、この度20個限定でSNSのみで販売する事になりました! 山椒の風味がたまらなく癖になりますので、是非食べて見てほしい!購入希望はコメント欄かメッセージ下さいね! *180gで税込2,592円。送料別です。 #はたごちりめん山椒 #楽天トラベル朝ごはんフェスティバル #ちりめん山椒 #島根県 #出雲 #山椒 #ご飯のお供 #ちりめん

横山文洋(温泉ソムリエYzan)さん(@yzan_gram)がシェアした投稿 –

Twitter以外でも、Instagram、そしてLINE@でも発信しました。ここでも、それぞれつながりがある人が購入してくれました。SNSをやってきたことを実感できる瞬間でした。

一夜明けて、もう少し残ってたので改めて状況のツイートを。この投稿を見て、購入希望が続き、そして…

尾道でジャズが流れるおしゃれな美容室をしている、僕のコンサルをかつて受けてくれた事もあるゴエモンが最後の一個を購入してくれました。

ここまで、Twitter3投稿、Instagram1投稿。LINE@1配信です。

改めてですが、販促コストはゼロです。2,592円×20個で51,840円の売上げ。夜の19時ころに投稿して、翌日のお昼12時くらいで完売しました。

各SNSの販売内訳はこんな感じでした。購入いただいた皆さま、改めてありがとうございました!!

つながりの経済で大事な事

SNSでつながって、つながりの中で消費が起きる。こんな事が実際に起こってます。そしてこれは、SNSをやっていないと絶対にわからない事なんです。

通常の販促であれば、目に見えるから競合店がうまくいっている理由がわかる。わかるから対策ができるんです。SNSの場合は、実際にやってみないと外から見える事はありません。だからこそ、今の時代にSNSをやらないという行為は非常に危険です。

そして、SNSは今までの広告のように、売り込みの場ではないという事。コミュニケーションの場です。コミュニケーションが大事なSNSの中で、どうやったら自分の伝えたい事が伝わるか?これを工夫しなければ、期待するような結果は出てきません。

大事なのは、関係性を大事にする事。相手が見えるSNSでの消費は、信頼が最も大事だなって思います。

売上が欲しくて、何でも紹介して売っている…だと広告と変わりません。それだと、SNSの世界では相手にされなくなっていきます。自分が見た時に、売り込みの投稿ばっかりのSNSを見たいですか?大事なのはそういうことです。

つながりの経済は、本質を理解して行動すれば、誰でも実現できると思います。SNSは売り込みのツールではなく、日々のコミュニケーションで友達のような関係を作る事。時代に合わせたマーケティングの考え方が、求められてる時代だなって思います。

ちりめん山椒を買ってくれた皆さま、本当にありがとうございました!6月初旬のお届けになります。もしよかったら、 #はたごちりめん山椒 を付けてSNSに感想を投稿してくださいね!

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