最近、ますます時代がマス(=大衆)に向けたマーケティングから、誰かひとりに、顔が見える相手に向けたマーケティングへ変化していってるのを感じる。
SNSがあるから、不特定多数に向けて発信して、その中の誰かが反応してくれるというものではなく、双方向のコミュニケーションの中で、考えや情報を届けることを大切にする人が増えてきてる。
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わいざんはインフルエンサーに興味がない
わざわざ言う事でもないんですけど、ぼくはインフルエンサーって興味ないんですよ。だって双方向でコミュニケーションできる時代に、一方的に情報発信してるって、結局今までと何も変わらなくないですか?
みんなに求められる情報を…役に立つ情報を…と内容だけにこだわって、価値あるアカウントになろうとしてSNSを運用してもぼくはおもしろくないし、そういうアカウントに興味はわかない。というか、そういう内容って絶対どこかにあるものだからね。その人じゃなくてもいい情報を積み重ねて、人を集めるといつか誰かにとって代わられる。メリットデメリットの付き合いは脆いもんです。
それよりも、人柄が伝わって、この人の発信してることが知りたい!というように思ってもらう方がぼくは好きだし、興味もわく。そういう意味でインフルエンサーに興味がわかないんです。(まぁ世の中のインフルエンサーはやってることだけでなく、キチンと人柄や双方向のコミュニケーションを取り入れてきてる人が多いのですが)
同じような価値観のツイートが増えてきている気がする
で、最近感じるのは、同じような価値観のツイートが増えてきてる気がするんです。ちょっと紹介しますね。
フォロワーよりフォロを増やしたい
https://twitter.com/harumizuki423/status/1026753462178963457
このフォローを増やしたいって感覚すごくわかる。一方的なインフルエンサーが嫌いってことだと解釈してるんだけど、リアルの世界だとこういう人って人望ないですよね。自分の話だけして、他の人には興味示さないような。
それよりもやっぱりぼくは双方向でSNSを楽しめる人とつながりたいですね。そうじゃないと楽しくないし、本やWEBニュースを読むのと変わらなくなってしまうから。
100人のファンを作ろうとするより、自分が100人のフォロワーになった方が早い
https://twitter.com/ryohei10303/status/1025994717958266880
100人のファンを作ろうとするより、自分が100人のフォロワーになった方が早い
これは、ぼくがセミナーでよく言う言葉なんだけど、去年大阪でぼくの話を聞いてくれたスナック大阪のジャスティンは忠実にそれを実行してる。で、なんやかんやでやりたい事を実現させてるし、若いのに前に進んでいってる。
ファンを作るより、自分からファンになっていった方が早いし、発展性もあるとぼくは思うんですよね。
生き様でフォロワー数増やそう
https://twitter.com/biyouninja/status/1027187398193512449
口は悪いけど酔ってるらしいからそこは置いといて。
フォロワーの増やし方。これ、ぼくもよく目にするけど、ほとんど意味ないと思う。ノウハウ的なもので増やしたところで、それはあなたでなくてもいいフォロワーだからほとんど機能しない。生き様で増やそうってのはすごく本質的だと思う。
フォロワーの数だけを増やす活動はしたくない
https://twitter.com/yaji_photo/status/1027082680763015168
これはリンクからブログを読んでほしいんだけど、読まない人の為に抜粋。
フォロワー200人、嬉しかった。
でも、これからも、決してフォロワーの数だけを増やす活動はしたくない。
私の活動に共感、応援してくれる方が増えて、その結果フォロワーが増えていく。もし可能なら、フォロワーさんとは実際にも繋がりたい。そうなるために、発信を続け、ツイッターを通して出来たこの繋がりを大切に、活動し続けていきたい。
これ、めちゃめちゃいい考え方だと思う。完全同意。
ブログを読むとわかるんだけど、自分を「この子、いいカメラマンなんだよ」って紹介してもらった時に、あるブロガーからフォロワーが100人ちょっとなのに?って言われたらしいんですよね。そこで、紹介してくれた人は「フォロワー数で決めるなんてバカじゃない?」って言ってくれたらしいんです。ぼくもそう思う。
先日あったTwitterのゴーストフォロワー削減でフォロワーが大幅に減った人も何人もいましたからね。そういう人ほど、イベント集客の時にフォロワー●万人の●●が開催!とか書いちゃうから無駄にバレてしまう。
フォロワーってのは結果的に増えるもので、増やすことが目的になったら違うよね。
3年かけて丁寧に5,000人にした人柄
ぼくはTwitterを使いはじめて(今のアカウントで)3年ちょっと。フォロワー数は4,800人。無理に増やそうとしたことは一切ない。使い始めに色々調べてる時に「相互フォロー歓迎!」とか「こちらからフォローして解除」とかがたくさん出てきて、全部時間の無駄だと思って、本質的な発信と受信をすることで、丁寧に増やしていきたいって決めた。
Twitterのフォロワーを「3ヶ月で1万人にした方法」より「3年かけて丁寧に5,000人にした人柄」の方が仕事になると思う。#yzan思考
— わいざん|健康第一 (@yzan_travel) June 28, 2018
まぁまだ5,000人いってないけど。4,000人くらいまでは、フォローしてくれた人が宣伝用アカウントみたいなのでない限り、フォローは返すようにしてた。けど、最近はもうそれもしなくなった。もうコミュニケーションを取る人は充分いて、その人たちと毎日やり取りしてたら、勝手に情報が広がっていくんですよね。
ただ、その中でも本当のぼくに興味持ってくれてる人はちゃんとフォロー返すし、ぼくもどんな人か知りたい。プロフィールがしっかりしてるとわかりやすくていいと思います。こんなアイコンの癖に偉そうにすいません!!
確実に、数を追う時代は終わり、質の時代に入ってきてる。で、しっかりした質のあるコミュニケーションをとってると、そこから勝手に広がっていく。それがSNSであり、WEBです。おもしろい時代になってきたよなぁ。早くそこをアップデートして、楽しいSNSライフを過ごしましょう。
3人のツイートを紹介したと見せかけて、結局最後は自分のツイートで締めるわいざんでした。やっぱ自分の話してしまうよね。