わいざんオンラインサロン

オンラインサロン運営の難しさを正直に話します

お疲れ様です。DJイベントの打ち上げ中でもおもむろにパソコン開いて仕事をすることもあるほどストイックな面もあるわいざんです。

僕は2018年の1月からオンラインサロンを始めて、約2年運営してきて現在170人の規模です。

100人以上のオンラインサロンを運営してる素人もそんなに多くないようで、自分なりに気づきや学びがあったりするので今日はそれを共有したいと思います。

オンラインサロンってなに?って人も時代の流れということで読んでみてもらえたら嬉しいです。今後はオンラインサロンのようなクローズドコミュニティがもっともっと乱立していくと思うので、やりたい人の参考になればと思います。

オンラインサロンとは

まずオンラインサロンとは、月額有料のクローズドのオンラインコミュニティで、ある特定の分野で専門知識や経験を持っている人が主催者となり運営する場です。

こう書くと難しく感じるかもしれませんが、要は有料メルマガです。表には出てない情報が読めるメルマガ。

ただ、メルマガのように一方的に読んで終わり…ではなくコミュニティになってるので、双方向のコミュニケーションが発生するところがオンラインサロンの特徴です。

メルマガだと、他に誰が読んでいようと関係ないですがオンラインサロンだと違います。コミュニティの中で投稿された文章に対してコメントできるし、その特性を活かしてメンバーの意見を募ったりできるので、誰が参加しているか?がよく見える。なので横のつながりができやすいし、向いてない人はメルマガよりストレスを感じるとも言えます。

参加型のメルマガと考えるとわかりやすいかと思います。

オンラインサロンのメリット

オンラインサロンを運営してみて、良かったことも悪かったこともあります。ただ、悪かったことは僕の力不足が原因なので、それを知れたってのは良いこと。つまり良いことばかりです。

良かったことは、めちゃくちゃざっくり言うと自分のコミュニティを持ってるというのはすごく強みになります。僕の発信に惹かれて集まってくれてるメンバーなので、何かをやろうって時にすごく頼りになる。

例えば、ある企画を考えた時に事前にメンバーに共有し意見を募ることで一緒に作ることができます。クラウドファンディングなどのページ確認などがわかりやすいかもしれません。

メンバーの客観的な意見が企画をオープンする前に聞けるのは参考になるし、自分では思いもよらなかった視点が出てきたりします。一方的に情報を伝えるだけではなく双方向性があるのがわかると思います。

もちろん、僕も自分の考えをしっかり伝えることでメンバーの背中を押せる存在であることが大事だし、そうなろうと常に(いい意味で)メンバーの目を意識してるので自己成長できます。

細かく言うともっと良いことはあるんですが、ざっくりと言うとこんな感じです。

オンラインサロンのデメリット

対して、悪かったこともあります。ただ、前述したようにこれは僕の力不足から来るものなので改善を目指せる。そう考えるとデメリットではないのですが、あくまで現時点でのってことで共有します。

まず、オンラインサロンを「内」として、サロン以外を「外」とした時に、「内」への発信に意識を取られすぎて「外」への発信が薄くなってしまう。これがめちゃくちゃデメリットだなって思いました。

渾身の投稿はやっぱり「内」にしたくなるもので、そうなるとどうしても「外」への発信が薄くなる。今、サロンに入ってくれてる人は僕の今までの発信を見てくれて入ってるわけだから「外」への発信が弱まると新しい人が入ってくる数が少なくなるわけです。

今まで通り「外」へのオープン投稿もしっかりした上で、それを超える覚悟で「内」のコンテンツを作っていかないと、ただの有料SNSになってしまいます。今までは無料で読めてたものが「ここからは有料でーす」だと、影響力は尻すぼみになりますよね。

サロンができたからといって、「外」への発信のクオリティは下げれない。ここが1番難しいところだと感じます。

自分自身の課題

これを踏まえて、自分の発信コンテンツを客観的に振り返ってみると、オンラインサロンを設立した2018年以降のブログとかSNS投稿って確かにあんまりおもしろくないなぁと思うわけです。

どちらかというと告知ツールみたいになってる。そりゃもちろん、シンプルに「イベントやりまーす」だけの投稿はしてなくて切り口は変えてるけど、何かあるから発信してるってものが多い。読んでおもしろい、読んで役に立つコンテンツが作れてないわけですね。

その時思うわけです。「今、サロンに書いてることを外に向けて書き続けてたら、もしかして影響力はもっと大きくなってたんじゃないだろうか…」って。

もちろん、サロン内の投稿はオープン投稿でしてた内容より踏み込んで書くようにはしてます。今まで外に発信してたものを単純に有料にしてしまったわけではない。

ただ、そこにパワーを使ってしまった為に、サロンをやる前よりも外への発信のクオリティが下がってるってことです。ここが問題。

今、考えていること

実はそれを受けて始めたのがRadio talkです。Radio talkとは誰でも簡単にラジオ番組が持てるアプリ。ここではSNSの活用方法や考え方をしっかり目に話してます。

前述した問題に直面した時、どうするかなぁ…と考えてた時に浮かんだのがこれなんですよ。音声配信は今から伸びる可能性ある分野だし、何より話すことなら書くことより断然僕にとっては楽。

1日たった12分でクオリティ高いコンテンツが作れる。

そう思って番組を作り、配信を始めました。すぐに公式バッジの認定を受け、再生数もどんどん伸びて常に上位表示されるようになってきました。このラジオをから「わいざんを知った」という人も増えてきて、かなりの手応えを感じています。

オンラインサロンって自分の器のようなもので、小手先のテクニックで自分をよく見せたりパフォーマンスで増えるものではないと実感してます。そういう意味で、現在の170人という数字は今の僕には十分すぎる規模だなって思う。

ここからは自分が成長すること以外に規模を大きくする方法はない。無理に増やそうとするアクションだけしても無意味。そう考えて、今年はとにかく広島にこもってせっせとコンテンツ作りをしています。今回の話はその導線づくりの意味合いでの話なので、まずは自己成長と誰かの役に立つアクションをどれだけできるかが鍵なんだと思います。

Radio talkのようなコンテンツを作ったり、僕ら(チームくっすんガレージ)が今年やってきた成果をそろそろ共有していけると思ってます。ご期待ください。

まとめ

というわけでオンラインサロンをやってみて難しかったと感じたことと、その対策でした。

情報って基本的には無料で溢れてるから、どんなに良い情報を発信しても結局は自分を好きになってもらう以外に応援してもらうのは難しいです。

ラジオの再生回数が伸びても、そこからわいざんを応援しよう!とはすぐにはならない。そこはTwitterを今までのように個を出す運用でカバーしようと思ってます。

情報に特化したラジオで僕を知ってもらい、興味ある人がTwitterを見て、人柄含めて好きになってもらったら濃いファンになるって流れです。

オンラインサロンだけにパワーを注いでしまうと、間口の部分が弱くなるってことでした。でも、サロンに全パワー使わないと当然みんなおもしろくなくてやめちゃう。

「内」と「外」に想像以上のパワーでコンテンツを作っていく必要がある。

どうですか?オンラインサロンの難しさというか大変さが伝わったでしょうか。本当に大変で、何度くじけそうになったかわかりません。それでも僕はやります。なんといってもやりたいことがある。

やりたいことができる人を増やしたい。それを応援する人に囲まれたい。大人が楽しむって姿を子供たちに見せて、大人になるっていいなって社会を作りたい。

それには仲間が必要。なのでここにフルベットするしかない。大変だけど、これが個人でできちゃうのがおもしろい時代だと思います。今、僕のまわりには本当におもしろくて優しい人が集まってきてると思います。それにめちゃくちゃワクワクしてる。

今後ともよろしくです!

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