わいざんオンラインサロン

【検証】キングコング西野亮廣さんのVoicy個人広告枠を買ってみた結果…

キングコング西野さんのVoicyが人気です。Voicyとは、ラジオのように音で発信ができる新しい音声のメディア。家事をしながら、作業をしながらといった「ながら聞き」ができるのが魅力です。

このVoicyを使って、西野さんは自身の考えを発信されてます。現代の革命家と言われるだけあって、内容もかなりおもしろいのですが注目すべきは声のトーン。YouTubeやTVとは違った感じのトーンで話されてます。

 

やさしく語りかける感じのトーンが、まるで同じ部屋で聞いているかのような距離感を感じます。さすが喋りのプロだなぁと思わされますね。この身近さが癖になって僕も毎日の更新を楽しみにしてます。

さて、そんな西野さんのVoicyですが西野さんが運営するオンラインサロンにてある企画が発表されました。これがまたおもしろくて考えさせられるのですが…今回の記事は実際にそれを試してみた結果です。

オンラインサロンの情報は原則口外禁止。今から僕が書く内容はVoicyで話されてた部分のみですので、詳しく知りたい方は西野さんのオンラインサロンに入会し10月5日の記事を読んでみてください。

 

Voicyのマネタイズを考える

テーマはVoicyのマネタイズです。配信開始後圧倒的な人気を誇り、Voicyの総合ランキングでも1位を独走する西野さんの配信ですが、僕らは無料で聞くことができます。西野さんも無償で提供してくれてます。

広告収入の課題

そこで、どうやって収益化するか?というテーマでオンラインサロンに投稿がありました。こういう時、誰もが頭に浮かぶのが広告収入だと思うのですが、西野さんの場合は広告収入において昔から一貫して譲らない部分があります。それが…

自分が本気でいいと思うものしか勧めたくない

これなんですね。そもそも、今はアメブロでブログを書かれてますが、その前はLINEブログで書かれてました。ブログを引っ越しした理由が、この自分が本気でいいと思うものしか勧めたくないというところからきてるんです。

詳しくはこちらの記事を参照ください。西野さんがいかに「自分が本気でいいと思ったものしか勧めたくない」を貫いているのがわかると思います。

これ、言うのは簡単ですが貫き通すのは相当な覚悟が必要です。僕もSNSで記事の拡散を頼まれても、不用意にしないのはこれが理由です。影響力の大小に限らず、自分の発信を信じてくれてる人は大事にしたいものです。

広告に関わる人全てを満足させる

つまり、Voicyの冒頭に広告枠を作って販売したいけどオススメできない会社に買われたくないからそれはできないということですね。

さらには、聞いてる人も良く知らない会社の広告を一方的に流されると不快感を感じます。現代の広告はお金を払って嫌われてるということが沢山あるということで、その形になってしまうと広告主もリスナーも西野さんも全員死にます。それは絶対に避けなければならない。

広告主が満足し、リスナーが喜び、西野さんが嘘をつかなくていい広告。これを考えましょうって話です。広告に関わる人全てを満足させるということ。ここが大事です。

広告を企業ではなく個人に販売する

これについて、西野さんが出した答えがこれです。企業ではなく個人に販売する。

個人の商品やサービスを紹介するのではなく、ただただ「今回の放送は〇〇さんの提供でお送りします」だけに留める。すると、放送を聞いた人は「この放送は〇〇さんのおかげて聞けてるんだな、ありがとう!」となる。

〇〇さんからすると、Voicyを聞いている数万人の人に対してプレゼントをすることができる。名前を呼ばれることで特別な放送になる。個人名を読み上げるだけだから西野さんも嘘をつかなくてよくなる。

広告費の使い道もデザインする

さらに、この個人スポンサー枠は1放送につき1万円なのですが、この売上は寄付に使うと明言されてます。こうなると、スポンサーからすると自分のお金が寄付に使われてるという満足感も得られます。三方良しどころか四方良しまでデザインしてしまったわけです。めちゃくちゃすごいしおもしろい!

ここまで僕が書いた内容は、西野さんが自らVoicyで配信されてるのでよかったら聞いてみてください。

【配信はこちら】
Voicy:全員を勝たせる

オンラインサロンのおもしろさ

西野さんのオンラインサロンでは、このような仕掛けを事前にサロン内で投稿してくれるので、オープン配信を聞く前からメンバーは仕掛けの意図を知っていることになります。

情報として結局公開されてるので、そこだけ見たら待てばいいじゃんとなるかもしれませんが、このちょっと前に知っているというのがめちゃくちゃいいんですよ。西野さんが仕掛けようとしていることをリアルタイムで共有できる。これがオンラインサロンの魅力だなって思います。

実際にVoicyの個人スポンサー枠を買ってみた

この話を聞いた時、おもしろいなぁと思いながらも「本当に個人スポンサーって満足するのかな?」という疑問が沸きました。僕もまだまだ頭の硬い人間です。リスナーのノイズにはならないのはわかる。西野さんが嘘をつくリスクがないのもわかる。被災地支援などの寄付に使われるのもすばらしいこと。

でも、本当に〇〇さんのおかげで配信聞けたよ!ありがとう!だけで満足するもんなんかな?ここを自分で体験してみたかった。ということでさっそく個人スポンサー枠を購入してみました。

※なお、購入できるのは西野亮廣エンタメ研究所のメンバーのみです。

限定100枠でしたが、無事に購入することができました。名前の前に簡単なキャッチフレーズを考えていいとの事なのでキャッチフレーズを考えてみることにしました。ワクワクしますね!

キャッチフレーズを考えてみた

このキャッチフレーズというニュアンスをどう捉えるか…ここがポイントです。

もちろん、せっかく1万円払ったんだから少しでも宣伝に…という気持ちはなくはない。けど、自分勝手な宣伝文句をつけると数万人のリスナーから「あいつ、西野さんの投稿の意図全然わかってねぇじゃん!」と嫌われてしまうだろう。それ以前に下手な広告文句をつけたところで西野さんがそれを読み上げるはずがない。その辺は充分わかってるつもりです。

ではどうするか?この条件でお客さんも不快でなく、西野さんも嘘をつくわけでなく、少しでも僕を知ってもらえるようなことってなんだろう…考えても考えてもいい言葉が浮かばない。

普通に考えたら無いんですよ。だってそういう広告枠だから。僕も別にメリットを求めて買ったわけではない。でも、キャッチフレーズという要素を西野さんが認めてる以上、誰も損しないおもしろいやり方があるんじゃないかなーって考えてみた。

聞き手の立場から考えてみる

逆から考えてみよう。僕が聞き手だったら、どんなキャッチフレーズが流れたら「お!」って思うだろう…商品の紹介やイベントの紹介はどんな言い回しを使ったとしても絶対アウト。そういう場ではないことだけは確か。でもきっと何かあるはず…

あ!その時あることを思いついた。普段から自分が思ってること。それは、誰かおもしろい人に会えないかな~ということ。しかも自分の地元で。僕だったら広島ってことですね。

おもしろい人に会いたいけど…SNSでおもしろい人に会いたい!って言うと、大体売り込みが目的のハンターの的にされる問題。それで寄ってくる人の9割は自分の話がしたいだけってことが多い。メリットを絡めると、どうしても自然な出会いって生まれないんですよね。

でも、このVoicy個人スポンサー枠を買う人は少なくとも新しいことに興味がある人ってことは間違いない。もし僕がVoicyを聞いてて「広島の〇〇さんの提供でお送りします」って読み上げられたら「お!広島にそんな人いるんだ。Twitterとかやってないかな?」って調べるだろう。

これはいい。Voicy個人スポンサー枠に付けるべきキャッチフレーズは地元名だ!それ以上のことは一切言わない。Voicy個人スポンサー枠を買う人が広島にいるよーってことだけ伝わって、動いてくれる人がいればその人はおもしろい人だ。これでいこう!

完璧な仮説だったが…

我ながらいい案を考えたぞ、これは…

そうと決まればさっそくキャッチコピーの連絡だ!ワクワクしますね!!

あれ、でもどうやって西野さんに伝えればいいんだろ?相手は国内最大のオンラインサロンを運営してエンタメで世界を獲ろうと本気で動いてる方だ。距離感を見誤ってはいけない。

きっと商品詳細ページにルールが書いてあるはずだ。ルールこそ正義。ルールこそ道しるべ。全ての道はルールに通ず。道なき道など歩いてられない。ルールに従って歩こう。そう思って商品詳細ページを見に行くと…

「キャッチフレーズ」を希望される方は、商品購入時にメッセージ欄(備考欄)にご記入ください。

な、なんだってーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

し、しかも…

 

日を改めての(「キャッチフレーズを入れ忘れました!」といった)御相談には対応できませんので、必ず購入時にキャッチフレーズを記入してください。

※6億ではありません。

みんな!商品を購入する時はしっかりと説明文を読もうぜ!

Voicy個人スポンサー枠を買ってみた結果

まぁ広島のを付けるのはダメだったけど、実際に名前が読まれたらどんな気分になるかはしっかりと感じておこう。

改めましてですが、僕の名前は横山文洋(よこやまふみひろ)です。これが数万人のリスナーに届くと思うとワクワクしますね。そもそもは個人名を読まれたらどんな気持ちになるか?が知りたかったので、自分のスポンサー回を楽しみに待つとします。

そんなことを思いながら毎日を過ごしてたのですが、朝目覚めるとこんなツイートが。

ヨコヤマブンヨウ?

僕のTwitterアカウントがメンションされてるのでどうやら僕のことのようですが…

どうやら備考欄に何も書いてなかったので、名前の読みを惑わせてしまった模様…これは申し訳ない。みなさん、名前を読んでもらう機会があれば必ず読み仮名を伝えるようにしましょう。今日のブログは学びが多いな!

やってしまったなーと思いながら反省してると…その後もツイートが続く続く…

これ、明日からブンヨウもエゴサした方がいいかな…

失礼なことをしてしまったなーと反省してましたが、楽しんでくれた人がいたようで若干ホッとしました。放送を聞くと西野さんも「ふみひろ」と言い直してくれてました!ありがとうございます!

で、実際に名前を読んでもらってどう感じたか?ですね。

 

 

 

これがめちゃくちゃ嬉しかった!!!

 

仮説の中で西野さんはスポンサーにとって特別な回になると言ってましたが、これマジでなります。めちゃくちゃ嬉しい。しかも内容も相方の梶原さんのことを話してて内容もめちゃくちゃよかった!

これを僕がみんなにプレゼントしたのかぁ…と思うと結構いい気分になります。広告効果とかは度外視ですね、マジで。逆に言えば目に見える広告効果を期待する人は買ったらダメだと思います。ただただ、自分が嬉しい。それで充分機能する広告だと思いました。

しかも、僕を知ってる人はツイートから見れるように喜んでくれてます。さらにはこのお金が寄付金として使われる…これ、めちゃくちゃいい広告だな!

この記事のまとめ

というわけで西野さんが新しく考えたVoicyの個人スポンサー枠を試してみた結果、かなり満足度高く感じました。友達が喜んでくれたのも嬉しかったです。なんかこう…豊かになれる広告ですね。間違いなく。

今回のポイントは、西野さんが嘘をつかないという大事にしていることを守りつつ、Voicyのスポンサー枠を有効に活用したところにあると思います。広告主もリスナーにもメリットがあるように。簡単なことではないですが、この視点で考えることを諦めてはいけないなと思いました。

そして決めたら即実行するのが大事。オンラインサロンでこのことが発表されたのが朝の9時51分でした。そして第一回目の個人スポンサー枠付きの放送がされたのがその日の17時28分。

このスピード感がすごくないですか?西野さんのオンラインサロンではこのように実際のスピードを感じながら学ぶことができます。月額1,000円。めちゃくちゃオススメです。

そして僕の個人スポンサー枠として放送されたのがこちら。

わいざん個人スポンサー回
≫相方・キングコング梶原雄太について

僕の名前を言い直してくれる西野さんをお楽しみください!

今日は以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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