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感性の時代を生きる為のヒント。~子供の頃の思い出を振り返ってみる~

8月31日です。夏が終わりますね。朝、玄関を開いた時に入ってくる涼しい風と、ちょっとひんやりとした空気に秋の訪れを感じます。

今年の夏は暑かった。毎年言ってる気がしますが、夏を感じられるという事はとても嬉しいことですよね。

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2016年8月31日の広島の夕焼け。

夏の終わりに

夏休みが来ると、なんとなく思い出します。僕は子供の頃に、あまりにも落ち着きがなかったのでお寺に通ってました。

えーっと、ごめんなさい。正確に言うと、お寺に通わされてました。朝、6時頃から座禅、お経、そして本堂の掃除をして。

夏の間、みんながラジオ体操に行ってる間、お寺に早朝から行って、そんな時間を過ごしてました。

友達からは、「なんでラジオ体操こないの?」とか、「あいつ、お寺に行ってるんだってよ!」みたいに言われてました。

普通なら、ちょっと落ち込みそうな出来事ですよね。でも僕は、この疎外感がたまらなく心地よかったんです。

みんなと違う事をしている!

この感覚が子供ながらにとても嬉しかった。

お経をあげれる様になって、誰か友達の家に行った時にお経をあげたりして、その家の人にびっくりされるのがたまらなく心地よかった。

夏の本堂は、とても空気がひんやりしてて、暑い季節なのに朝からとても涼しくて心地よかった。僕にとって、夏の思い出といえばこれが自然に浮かびます。

冬は寒かった。凍えるかのような空気の中、座禅を組むのもまたよかった。でも、不思議と夏なんですよねぇ。思い出すのは。

夏の朝、セミの声を聞きながら、神聖な空気に触れることで感じた涼しさ。ひんやりとした本堂には畏れがあった。

確か小学校3年くらいから、中学3年くらいまで通いました。般若心経は今でも経本なしで読めます。座禅は、もう体が硬くなってしまってまともに組めません。

そして、あの時に禅を組みながら、感じていたことはしっかりと残っている。

自分のルーツ

みんなにも、それぞれ子供の頃の夏の思い出ってあるんじゃないでしょうか?

夏って本当に不思議な季節だと思うんですよ。イメージ的には、すごく明るくてパワーがある季節。

それと同時に、すごく切なくて、なんだかノスタルジーを感じる季節。なぜだかはわからないけど、きっと強すぎるその陽射しが心だけ取り残してしまうんだろうな。

そんな夏の思い出を思い出してみたら、いつもよりちょっとだけ優しくなれそうな気がしてこのブログを書きました。

子供の頃に経験したことは絶対になくなりません。必ず何かの形で身に残ってるはず。

それを思い出して、自分のルーツを知る事が、これからの感性の時代を生きていくヒントになるかもしれませんね。

では、今年も残りあと三分の一になります。9月もがんばりましょう!

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