自分の限界を知る日々｜ワーゲンバス日本一周の旅で気づいたこと

今日は富山で目覚め、今は福井に来てます。ワーゲンバスで日本一周の旅ももうすぐ終わり。明日は大阪の入船温泉で旅のトークショーがあります。それはまぁ置いといて…旅で感じた自分の無力さについて書いておきます。

この旅で、僕は思い描いてた沢山のプランを形にする事ができなかった。徹底的にできなかった。

2016年に独立して、いろんなことに追われながら、完璧ではないまでもなんとか形はずっとつけてきてた。ここまで何もできなかったのは初めてのこと。

日中はずっと移動して、人と会って、夜は寝床の確保で精一杯。たまにサロンメンバーの家に泊めてもらって「よーし今日はブログ書くぞ！」と思っても、疲れが溜まってるのかすぐ寝ちゃう。

どうした？わいざんという人はやると決めたら徹夜でも仕上げるんじゃなかったのか？

ずっとそれでやってきたじゃないか。ドラッグストアの時も楽天の時も。根性だけはあると思ってた。5日間とか寝ずに仕事してたこともあったじゃないか。

でもマジで今回は何もできなかった。

その理由のひとつに、まだまだ完璧主義が残ってると感じた。要は、旅のブログを書くってなった時に、香川から順番に書いていきたいって気持ちがあるんだと思うんですよ。

実際、香川の時はテントの中で下書きまでは書いてた。けど、力尽きていつのまにか寝てた。それがずっと残ってる。それが書き終わらないと次にいけず、書けないままで高知、屋久島と時は流れてって…収拾がつかなくなった。結局何もできずに旅が終わろうとしてる感じ。順番に書くという完璧主義を捨てて、どこかで感じたことを時系列無視でアウトプットしようって気持ちがあったら書けたかもしれない。

これが自分の限界だったんだな。根性でできるのは今のサイズまでで、これ以上は無理っぽいようだ。それを思い知った。

ただ、悲観してるわけではないんですよ。僕はこういう時に反省はするし、ごまかさないけど、必要以上に自分を責めることはない。これはいい性格だと思う。限界を見たからこそ、ちょっとだけ方向性を変えていこうと思う。自分には何ができるか？常に考えるべきはそこだと思う。

今後の方向性。それは、自分が無力と知ったから、今まで以上に人を頼っていこうと。そういうことです。

世の中には圧倒的に自分の力で物事を片付けてく人がいて、それはめちゃめちゃカッコいいし憧れる。その人たちの多くは「誰よりも努力！」と言い、僕もその通りだと思ってきた。

でも、誰もがそこにいけるわけじゃないと。自分にはそれは無理だった、もっともっと認めて、ゆっくりでもいいので自分らしく進んでいこうじゃないかと。そんな風に思ってます。諦めてはいません。やり方を変えようと思ってる…というか変えざるを得ないと気づいたわけです。

これ、挑戦しないと絶対に受け入れれない感覚だと思う。ある意味敗北宣言です。これでがっかりして離れていく人もいるだろう。

200人を目標としてたサロンメンバーも130人止まり。そりゃそうだ、全然外への発信ができてないもの。でも、これが今の自分のサイズ。

ただ、130人いる事や、旅で直接会った人に与えた影響の手応えはかなりある。自分なんてマジでちっぽけなもんだ。それありきでもっと情けなくやっていこうと思う。

念のため言っておくけど、旅に出て本当に良かったと思ってる。そして挑戦は大事。だけど、挑戦のベクトルはたくさんあるわけで、また別のところに挑戦していこうと考えてる。

個人で好きなことをして生きていくのは本当に難しい。だからこそおもしろい。それにはかなりの覚悟がいる。みんなも自分らしい挑戦をして人生を楽しんでほしい。そんな風に思います。

この旅で出会った全ての人、SNSの向こうで応援してくれた人に感謝です。

明日は大阪でトークショー。この旅での気づきや学びを話そうと思うのでよかったらお越しやす。

楠さんの話をフィーチャーしようと思うのでかなりビジネスの参考になると思います。来てね！