突然ですが「哭く」っていう言葉を使ったことはありますか?
ちなみに僕はありません。日常生活ではまぁ出てこないですよね。
ちなみに意味を調べてみると…
【泣く】 声をたてず、涙を流してなく。 しゃくりあげてなく。
【哭く】 大声をあげてなく。 ※日本語では、「泣く」と「哭く」を区別しない。
日本語では、「泣く」と「哭く」を区別しない。
日本語では、「泣く」と「哭く」を区別しない。
日本語では、「泣く」と「哭く」を区別しない。
なんでやねん!!!!
日本語以外でこんな繊細なニュアンスを使い分けることってあるの?
というかそもそもこれが日本語だよね?日本語では区別しないって何?
現代の日本語ではって意味かな?
これわかる人いたら連絡下さい。
なんかもやもやするので、「慟哭」を調べてみた。
ちなみに僕のスマホもパソコンも「哭く」が変換されないので、一度「慟哭」とうってから「く」をつけたしてます。
【慟哭】悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。
なるほど。
やっぱり「哭く」という言葉にはなんだか迫力を感じるな。
ただ涙を流すだけでなく、そこに深い悲しみとちょっとの怒りに近いような感情を感じる。
それを怒りとして出すのではなく、悲しみに変えるような感じなのかな。
まさに身を削って「哭く」のだと思う。
この慟哭って、思うんだけど自分のことだけでここまで震えるような哭き方ってできるのかな?
できる人いたら連絡下さい(二回目)。
そして、今日。
まさに哭いている人を見ました。
その人も、やっぱり自分のことではなく、人の為に、人の事を思って哭いてる。
すごくつらそうだったけど、とても尊いなって思った。ひとごとのように書いてるけど感動してる。
日本語って本当にすばらしいですね。
あれは「泣いてる」じゃなかった。
確実に「哭いてる」だった。
こんな微妙なニュアンスまで表現できる日本語が僕は大好きです。
そして言葉があるんだから、そういう気持ちになるときは堂々となっていいなって思う。
日本語では区別しないなんて先人たちに申し訳ないじゃないですか。
せっかくこの国に生まれたのだから、いろんな事に感動して、いろんな事に喜んで。
時には「哭く」ほどに心を震わせて生きていかないと、今からの時代、すべて機械にとって変わられてしまうよって強く思いました。
慟哭で思い出すのはやっぱりこれだなぁ。
これを見るとすごく「哭く」ってどういうことかわかると思います。
そんなわけで僕はようやくここで「哭く」を辞書登録しました。
これからはこのニュアンスにも対応して生きていきますのでよろしくお願いいたします。