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【藍染ワークショップからの学び】好きなことを仕事にしてみたい人は自分が消費してることに注目してみるといいよ!

好きなことを仕事にしてみよう!と去年思い立って、勢いで始めた藍染。すっかりぼくのイメージとして定着してきた気がします。

好きなことって何だろうなぁって考えた時に、浮かんだのが音楽とファッション。音楽はDJをすることにして、ファッションは藍染の服が好きだったので、藍染をやろう!と決めたのが昨年の6月。そうなんです。まだどちらもやり始めて1年ちょっとしかたってないんですね。

好きを仕事にする

2017年6月26日

DJはご存知の通り、地域の祭りにゲストで呼ばれたり、DJダイノジさんのイベントに出させてもらったり。来月は島根のジェットフェスに出演するという勢い。

そして藍染も、月一でオファーもらってワークショップを開催したり、自分で染めた服を売ったりしてます。

このDJわいざんTシャツは31枚売れて、27枚が藍染希望でした。

「好きを仕事にする」って、なかなか難しく考えがちだけど、ぼくがこの1年でやったことって結構シンプル。自分が何にお金を使ってるか?を考えて、それを提供する側に回れないかな?って考えてやってみました。

その一番わかりやすい事例がこの藍染という仕事。それについて今日は書きますね。

牛飼い農家のジェラート&レストラン「上ノ原牧場」カドーレにて藍染をしてきました

先日は広島では知らない人はいないんじゃないか…というくらい有名で人気の「上ノ原牧場」カドーレさんにて藍染をしてきました。昨年に続いて2回目の依頼。この日もたくさんの人が集まってくれて賑わいました。(ぽこみちと2人でやってるので10人くらいが限界)こういう有名なところからワークショップの依頼がぼくにくる。これってすごいことだよな~。

子供たちも楽しそうでいい日でした。やっぱり藍染は裏切らない。

カドーレのランチを食べながら交流して、食べ終わってからみんなで染めるという黄金パターン!ぼくはチーズバーガーを食べたんですけど、ボリューミーでジューシーでチーズも濃厚で言う事なしのうまさ。

選べる2種類のランチ。もうひとつはピザだったんですけど、こっちもうまい。チーズと大きめのナスがたまらない。ベーコンもカリカリでどちらかを選べと言うのが無理な話。

まぁそういうわけでピザはぼくは持ち帰りで用意してもらって買って帰りました。優柔不断なぼくとしては当然の結論ですね。めちゃうまかった!

ぼくにとっての藍染という仕事

参加者の皆さんに藍染の基本知識や流れを説明するぽこみち

支出を収入に変える

この日の売上は3.8万円。ぼくとぽこみちで6時間稼働してこの売上。ここから原価など差し引くと大体3万円くらいの利益。これが高いか安いかは置いといて、ぼくの仕事の中では藍染の占める売上はほんと微々たるもの。だけど、実は藍染が果たしてる役割はかなり大きい。

どういうことかというと、支出だったものを収入に変えれてるということなんです。

今までは、お店で藍染の服を買ってました。これが結構高いんですよね。それがかなりの支出になってた。1回服を買いに行くと、それこそ10万以上は使ってたという…その支出がなくなって、収入の機会になってる。それがすごい。消費してたものを、生産する側に回ったんですね。

金額的にはそこまで大きくないけど、支出を減らすということは、収入が増えるのと同じ事です。月に5~10万円くらい使ってたものが、3万円くらいの収入に変わってるってこと。これは非常にありがたいですね。

支出が多いということは好きなことであることが多い

だから、ぼくは「好きなことを仕事に」って考えた時に、まず自分が何にお金を使ってるかを考えるのはいいなって思ってる。本にお金を使ってる人は本が好きだろうし、ライブにお金を使ってる人は音楽が好きでしょう、間違いなく。

そこを、自分でできることはないかな?って考えてみるとおもしろい。ぼくにとってそれが藍染だったんですね。

どんな事でもいいので、まずそこを考えてみると、いろいろできることはあるかもしれませんよ。テクノロジーの発達で、今やプロと素人の差は無くなってきてることが多いので、頭を柔らかくして考えてみましょう。

好きなことを仕事にしてみて感じてること

こんな感じで、ぼくは自分が消費していた分野で生産に回る事を試してみました。でも、これはあくまで考え方のきっかけです。それを続けていく事、選んでもらうようにならないと続きません。

実際にやってみてよかったことや、選んでもらえるために大事なことをお伝えしますね。

藍染によるイメージの定着

セミナーや講演をする時も全身藍染の服でやります。

藍染の発信をする事で、イメージもつけやすい。買うのもいいけど、自分で染めた藍染の服を着てるということは、より話題にしやすいなって感じます。セミナーの自己紹介とかで「これ、自分で染めてるんですよ~」って言うと、結構興味を持ってもらえたりする。

東京を歩いてると、いろんな人に声をかけられたりします。地方だとまだまだなんですけどね。藍染だけだと、そんなに珍しくないと思うんですけど、アフロで藍染って掛け合わせると、珍しいと思うんですよね。アフロの人ってもっとファンキーなファッションしてることが多いじゃないですか。

しかも、話しかけてくる人はやっぱりおもしろい人が多くて、発展性ある話だったりすることが多い。来月出演する島根のジェットフェスも、ギターウルフのせいじさんがこのアフロを気に入ってくれたから実現したことですしね。あ、アフロに話が逸れたけど、今日は藍染の話ね。危ない危ない。

藍染したものを欲しいという人が現れる

今回、頼まれて染めた藍染のくつ。めちゃめちゃいい色に染まったよね。

今回は遠方の方に靴を染めて欲しいと言われて、その人の為に染めました。ぼくが履いてる靴を見て、欲しいって言ってくれたんですよね。こういうのもおもしろい。こうなってくると、もはやぼくがする藍染に価値がでてきてる。

世の中に藍染の商品はたくさんあるし、藍染をやってる人もたくさんいる。ぼくは別にものすごく藍染に詳しいわけでもないし、歴も短い。言うならば素人が好きでやってるレベルです。

だから、買ってくれる人は「ぼくから買いたい」と思ってくれてるわけです。この感覚は本当に嬉しいし、目指していきたいところ。もちろん、頼まれたからには全力で集中して染めますけどね。そこは絶対に忘れちゃいけないところ。

それにしてもこの靴はいい色に染まった。これを履いてくれるのは本当に嬉しいな。

藍染を通じて提供したい価値

頼まれた靴があまりにいい仕上がりだったので、ぼくも自分の靴を染め直しました(笑)

藍染ワークショップ開催でぼくが提供してるのは、ただ染めるというだけでなく、全体の場だと意識してる。伝統文化的なものって「こうじゃないといけない」みたいな固定観念が強い場合が多いけど、ぼくが目指してるのはもっとカジュアルで楽しいもの。

わいざんと藍染がしたいと思ってもらえないと意味ない

ジャケットも染めました。これもいい色。

ぶっちゃけ、この日も参加者に話したけど、藍染も今やネットで染め方を調べて、染料も通販で買って何回か練習すれば誰でもできるわけです。安く自分のを染めたいなら絶対そうした方がいい。それでも、ぼくが開催するワークショップに来たいって思ってもらうには、わいざんと一緒に染めたいと思ってもらえることが必要。

「ぼくは、藍染のこういうところが好きなんですよ。」

「こんな風に染めたら楽しいですよ!」

「あ、その染め方いいですね!」

「それ●●さんらしい感じになってますね!」

これ、ぼくが藍染やってる時によく言うセリフなんですけど、藍染をやってる時のぼくは、とにかく楽しそうです。支出を収入に変える…って発想はおもしろいけど、やっぱり一番大事なのはやってる人が楽しめてるかどうか。これがあるから伝わる。そこは大事にしていきたいところだなって思いますね。

藍染という仕事。ぼくにとって売上は小さいけど、得ているメリットはかなり大きい。今日お伝えしたかったことは以上です。伝わったかなー。

最後に…

あ、うまくいってるって事ばっかり書いてますが、先月販売用に染めたこのTシャツがまだ売れてません!ぼくもまだまだということ。誰か買ってくれ!本当に伝えたかったことはコレです。結構かっこいいと思うんだけどな~これ…

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