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くら寿司炎上問題からSNSの役割を考えてみる

こんにちは。わいざん(@yzan_travel)です。ここ最近、くら寿司をはじめとした飲食店や小売業でアルバイトによる炎上騒動が相次いでますね。

これについて「バカなことをした」と叩くのは簡単ですが、それでは何の解決にもなりません。僕のまわりのコミュニティでも、飲食店の立場としての意見や、母親としての意見など様々な意見を目にすることがあり、非常に考えさせられました。

僕としては、なぜこのようなことが起きてしまうのか?を本質的に考え、少しでも再発防止につながるようなアプローチができればなと思ってます。

くら寿司炎上騒動の概要

くら寿司の厨房と思われる場所で店員の男が、まな板の上で包丁でさばいた魚の切り身を「これは捨てます」と言いながらゴミ箱に投げ入れた。ところが、直後にゴミ箱から拾い上げ、再びまな板に乗せた。ふざけた様子の動画には「き○がいではないって(伏せ字は本紙)」のテロップも付け加えられていた。

参照:くら寿司バカッター店員の末路 結局は家族が高額賠償金を負担か

Instagramストーリーズへ投稿

くら寿司炎上事件の大まかな流れは引用文の通り。見てわかる通り、飲食店としてやってはいけない行為です。

撮影された動画はInstagramのストーリーズへ投稿されました。投稿した動画は3時間後には自ら消したようですが、その様子はTwitterなど別のSNSで第三者によって拡散され、大炎上となったといいます。

くらコーポレーションが謝罪

炎上騒動を受けて、くら寿司運営会社であるくらコーポレーションが謝罪。撮影されていた食材はお客さんには提供されることはなく、廃棄処分にしたとの発表がありましたが、お客さんからは「くら寿司にはもう行きたくない」といった不安を感じさせる声があがっています。

従業員を解雇し法的処置へ

くらコーポレーションが不適切行為を行った従業員を解雇したと発表。また、法的処置を行うとのこと。理由を、会社としての信頼拡幅のためと、従業員による不適切行為をSNSに投稿するという事件の再発防止の抑止力とするためとしています。

ここまでが簡単ではありますが、くら寿司炎上事件のおおまかな概要です。

くら寿司の対応に対する世間の反応

この対応に対する世間の反応としては、当然の処分という声もある一方で、くら寿司側の教育責任を問う声や、アルバイトの応募が減るのではと様々な声があるようです。

僕のまわりでは、飲食店の労働環境を問題視する声や、食べ物を粗末にするという行為が理由がなんであれ見逃してはいけないという声もありました。それぞれの立場からの建設的な意見なので、非常に参考になります。

僕個人としては、行為自体に関しては厳しい労働環境が原因というのも一理あると思います。あまりのストレスや、お客さんからの無茶な要望に耐えれなくなって、奇行に走ってしまうということは充分ありえると思うし、その場合は中身を変えるというアプローチが必要だと思います。

くら寿司炎上事件から見えるふたつの問題点

ただ、僕はこの問題はふたつの側面から成り立っていると思っています。ひとつが「なぜこのような行為をしてしまったか?」という点。そこには前述した通り、労働環境などの飲食業特有の問題点によるものがあるかもしれません。

そしてもうひとつが「なぜSNSへ投稿してしまうのか?」という点です。これについては、業界の問題というより社会全体の問題のように思えます。今回の事件を考えるにあたって、この2点を分けて考えなければいけないと思うのです。

今回の記事では「なぜSNSへ投稿してしまうのか?」について考えていきたいと思います。

なぜSNSに投稿してしまうのか?

もちろん、投稿しなければ何をやってもいいというわけではありません。ただ、僕は思うのです。労働環境が原因として起こってしまったのであれば、SNSに投稿しようとする発想に至るのかなぁということを。

この事件に関しても指摘がある通り、この件はあくまで一部分であって裏ではもっと多くの不適切な行為があるのが現実だと思います。ただ、表面的になっていない行為とSNSへの投稿はどうも要因が違うように思えてならないのです。

投稿を一部の友達しか見ないと思い込んでいる

このような炎上事件の言い訳としてよく耳にするのが「こんな大騒ぎになると思っていなかった」という言い訳です。

今回のくら寿司の件も、Instagramのストーリーズに投稿されています。ストーリーズは24時間で消えるという性質のものであり、そこまで拡散されることはないと思っているのだと思います。一部の友達に向けて軽い気持ちで発信しているということがよくわかる。

恐らく多くの人にある経験だと思うのですが、学生の頃にした悪ふざけを武勇伝として身近な友達に語ったことがあるでしょう。それと同じような感覚で、友達だけに伝えるという感覚でSNSへ投稿してしまう…このような事件を耳にすることはありながらも、どこか別の世界の話と思い込んでいるということです。

承認欲求が悪い方向へいってしまっている

ちょっとした武勇伝に反応があると、認められた気持ちになってしまう。承認欲求を求めて過激な行為をしてしまっているということです。SNSが当たり前のようにある今の世代にとって、SNSで承認欲求を満たすという考え方はもう止められないと思います。

TikTokやYouTubeを見ているとよくわかるのですが、僕らが若いころと比べて圧倒的に「人気者になりたい」という欲求が強い。ただ、これ自体は悪いことではありません。

問題はその価値基準が「いいねの数」だけになってしまっているということです。「反応がほしい!」ということだけが目的になってしまい、その質を考えることが少なくなってきているようにみえる。

人気YouTuberなどの動画を見ていると、一見過激な行為だけに見えますが、その裏で視聴者に楽しんでもらいたいという気持ちがすごく伝わってきます。もちろん、たまに行きすぎて炎上したりすることもありますが、根っこの部分で喜んでもらいたいということは伝わってきます。

問題は、注目を集めるには過激な行為をすればいいという、単純な図式で伝わってしまっているということです。

その結果、過激な行為を投稿して注目を集めたいという方向に承認欲求が向かってしまい、炎上につながっているようにも思えます。これは社会全体の問題だと思います。

炎上問題の本質はなにか?

ここで大前提として認識しておきたいのが、SNSが世の中に浸透していく流れを止めるのは難しいということです。このような問題が起きることを恐れて「SNS禁止」というようなアプローチをしてしまいたくなる気持ちもわからなくはないのですが、時代の流れは止めれません。問題はSNSそのものではなく、使い方であり文化です。

承認欲求自体は悪いことではない

承認欲求を求めて過激な行為をしてしまっていると言いましたが、僕は承認欲求自体が悪いことだとは思いません。むしろ、それがあるから起業家やタレントが生まれ、世の中を豊かにしているということがあると思います。

僕らがすべきアプローチは、SNS時代の承認欲求の満たし方を、若いうちから良い方向に向かわせることではないかと思うのです。

需要があるから供給がある

ちょっと適切な表現が見つからないのがもどかしいところなんですが…ストレートに書くので真意を汲み取ってもらえると嬉しいです。思うに、なぜ過激な投稿をしようとするかというと、反応する人がいるからだと思うんです。要は、需要があるから供給があるということです。

例えば、マスコミが連日全く僕らの生活に関係ないタレントの不倫報道をするのは、残念ながらそれを求めている人が多く存在するからでしょう。順調だった人が転落していく姿を見るのが楽しいんでしょう。見る人がいなければマスコミが報道することはありません。視聴者が求めているから扱われるのです。

今回の炎上事件も、くら寿司が保身に走り従業員を守ろうとするのはわかるし、当然だと思います。でも、部外者が本人を特定して、必要以上にネットで叩くというのはどう考えても行き過ぎた行為です。それを大きく報道すると、ますますエスカレートしていくと思うのですが、残念ながらそこに需要があるから騒ぎがどんどん大きくなっていきます。それらは全て視聴者であり、消費者である僕らが生み出しているともいえると思うのです。であれば、僕らがポジティブな話題を求めればいいのだと思うのです。

承認欲求をいい方向へ向かわせよう

承認欲求を満たしたくて、過激な行為をSNSに投稿してしまう…これをいい方向へ向かわせるにはどうしたらいいか?要は僕たちが、過激な投稿よりも世の中のプラスになるような投稿に反応すればいいのだと思いませんか?

いや、真面目なコンテンツばかりになると教育テレビしか映らないテレビみたいでおもしろくなくなるのはわかります。でも、今回のようなケースは誰も喜ばないじゃないですか。過激な要素もあるエンタメ動画などと比べて大きな違いはそこだと思うんです。

世の中のプラスになるような投稿というのは、何も正義感ぶった真面目な投稿ばかりを指しているのではありません。目の前の誰かを喜ばせたいという軸さえあれば、大きな間違いはないだろうし、間違っても復帰のチャンスはあると思うんです。

そこが抜け落ちて、ただ悪ふざけをした動画をSNSに投稿してしまうと今回のような炎上問題が起こるのだと思います。

SNSを目の前の人を喜ばせるツールとして使っていこう

結局、僕が言いたいのはこれです。SNSは目の前の人を喜ばせる為のツールだということ。

SNSリテラシーが社会全体として求められている

多くの人がこれを求めれば、提供する側にもこの意識が根付くと思うんです。投稿する前に、その承認欲求が間違った方向に向かってないか?をしっかりと自問できるようなリテラシーが社会全体として必要な時期にきていると思います。

ネット、SNSは炎上が怖いからやらない…ではなく、どうやって使うのがよいか?を知ることです。SNSは使い方次第で周りの環境は大きく違ってきます。例えば、僕は先日こんなツイートをしました。

生活体験から世の中が便利になるような投稿をする


書いてある内容は次の通りです。

頼むっ!このツイートを見た店舗業のWEBに携わる人はどうか自分のお店のアクセス情報に駅の何口から出ればいいかを書いてあるか確認してくれ!駅構内はGoogleマップも効かないからマジでわかんないのです。このツイートで出来るだけ多くのお店が改善され、皆さんと僕の人生が快適になりますように…

先日、新大阪駅の近くにホテルをとってたのですが、新大阪駅から1分…と書いてあるものの、中央口から出るとどうも該当のホテルが見当たりません。GoogleMAPで調べても、駅を出てすぐだとうまく方向をささない…結局、しばらく歩いてみてようやく見当はずれの方向にいるということがわかります。

こんな時、HPなんかに「●●口から出て右に歩いてください」と書いてあればいいなぁと思いました。同じように困った経験をした人も多いんじゃないか?と思ってツイートしてみました。

自身の生活体験から「こうなればもっと世の中が便利になるのにな」って思ったことをツイートしているわけですが、これをWEB担当者が見て、少しでも改善されたら些細なことだけど世の中がいい方向へ向かうなって思いませんか?

ネガティブツイートよりポジティブなツイートを広める

このツイートは現時点で400を超えるリツイートをしてもらってます。同じように思ってる人や、確かにこうなると便利になるよなって思ってくれた人がいるのだと思います。

こういうことで、承認欲求が満たされればいいなって思いませんか?

その為には、いいことを投稿すると承認欲求が満たされるという状況を作ることが一番早いと思います。抑えつけたり制限をするのではなく、シンプルにいいこと投稿した方が反応が多いよって状況を作る。

実際、反応が多いと僕も嬉しいので、またこういう気づきがあればツイートしようと思ってます。この積み重ねではないでしょうか?

そんなすぐには変わらないよ…と、思うかもしれませんが、大事なのは身近な所から少しづつ変えていくことです。あなたが変われば、少なくともあなたのまわりは変わります。

自分の子供が不適切行為での炎上を起こしたりするのを誰も望んでないでしょう。もしかしたら、この子たちのまわりの環境が「SNSは人を喜ばせるためのものだよ」という認識だったら、SNSにこのような動画を投稿しようとは思わなかったかもしれません。

自分がSNSをいい方向へ使っていれば、間違いなくまわりの環境も少しはそれに応じたものになるはずです。だってあなたが求めているわけですから、確実に身近な人には伝わります。小さいかもしれませんが、こうやって地道に世の中を変えていくしかないと思います。

目指すは人に喜んでもらうツイート

僕は今回のツイートに反応をもらえて嬉しかったです。世の中の承認欲求の満たされ方が、こっちに向かって行けばきっとSNSは社会を改善するツールになる。社会を元気にするツールになる。

人を叩く投稿や誰かを不快にさせる投稿を「おい、こんなバカがいるぞ!晒してやれ!」ではなく「これ、おもしろいよね」とか「これ、もっと広まったら便利にならない?」とかに反応し、需要があることを知ってもらった方がいいと思います。

発信はもちろん、受信する側としても、ポジティブなツイートにこそ反応する癖をつけましょう。そして、身近な人にSNSはそうやって使うものだと根付かせていきましょう。

ちなみに、身近なTwitter仲間の中で僕の知る限り一番世の中を元気づけたのはこの人です。


インド人の友人から
「なぜ日本人は死ぬ間際に物の値段を気にするのか?」と聞かれ、

は?

ってなって見せてもらうと、ヤクザ映画で、刺された男が立ち上がり「なんぼのもんじゃあああ!」って叫んでいる所

字幕が How much? ってなってた

誰やねん、これ訳したやつ!

なんと7.6万リツイート!!!!

SNSを使うなら、世の中を元気にするようなことで注目を集めた方がいいじゃないですか。ここを目指しましょう。みなさん。

若い子たちが「SNSの投稿で人に楽しんでもらいたい!」って思えるようになれば、きっと明るい社会になると思います。狙いすぎてもよくないのであくまで気軽にやりましょうね。

というわけでオレたちの小西さんはスゲー!ってブログでした。こういう人をフォローしとくと、目の前の世界が明るくなりますよ。

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