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ノスタルジーを綴ろう

 

どこかで見たことがあるようなタイトルで大変恐縮です。

描写力を鍛えたくて、本日より自分のノスタルジーを綴っていこうと思います。なお、描写のみを意識して書くので、話にオチとかそういうのはつけません。

いつも書いてるような直接的なビジネスや考え方のヒントはありませんが、読んで何かを感じてくれたら嬉しいです。

 

僕が生まれた町・東城町

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山に囲まれた、人口わずか1万人弱の小さな町。あたりを見渡すと、どこもかしこも山ばかり。山に囲まれた街だから、それが当たり前といえば当たり前なんだけれど。その当たり前の前提がありながらも、口をついて出てくる言葉はみんな同じ。「山ばかりですね」誰もが口を揃えて言う。新緑の季節はとても緑が心地よく、深い緑と淡い緑が仲良くしている景色はちょっとした避暑地のようで少し自慢したくなる。子供の頃の僕は、そんな自慢よりもマクドナルドやコンビニが欲しいよって気持ちしかなかったけれど。

僕が生まれた1979年の東城町は、まだ賑やかで活気がある町だった。商店街は賑やかで、パン屋さんや雑貨屋さん。ちょっと歩けば喫茶店もあるし、学校帰りに肉屋さんに寄って、揚げたばかりのあつあつのフレンチドックを、一本分けてもらって食べながら帰ったりするのが好きだった。学校に行くときは新しくできた魚屋さんの氷をひとつもらって、それを蹴りながら学校に行ってたりなんかした。氷はいつも決まって途中で割れてしまい、また魚屋さんまで取りに帰ろうかと小学生の僕を悩ませたけれど、町にはいつも顔見知りの大人たちが、僕がちゃんと学校に行くかを見張っていて氷は残念だけど諦めて学校に行っていた。また次の日にチャレンジすればいい。いつか学校まで氷を割らずに蹴っていけたらどんなにいいだろうか。大人と子供の距離感が近く、そこには町全体での共同体が自然とあった。絵に描いたように昭和を感じる町だったんだなって、平成の今になって振り返るとそう思う。

 

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毎日山に入って遊んでいた。誰に教わったわけでもないけれど、山に入っていく道は知っているのがこの時代を東城町で過ごした子供たちだったと思う。うっそうと生い茂った緑に囲まれた道をかき分け、どんどん山を登っていく。平地になっている場所を見つけると、一気に子供たちのトーンは静かになる。息を飲むという表現なんて知らなかったけれど、自然とそうなる風に人間はできているんだなと振り返って思う。この場所はまだ上級生に見つかってないだろうか。大人たちが、ここを見つけて怒りにこないだろうか。僕らは息を飲みながら、しばらく様子を見る。見つかってないと判断するとそこはあっという間に秘密基地の建設予定地になる。ちょっと様子を見たくらいの短い時間で、見つかってないも何もないのだけれど。僕らはいつだって、自分達を納得させる理由を都合よくどこかから持ってきているだけなんだ。

秘密基地には決まってブランコを作る。このブランコ作りに関しては僕はちょっとした自信がある。なかなかここまでのブランコを作る小学生はいなかったと今でも思うからだ。木の蔦を使って本格的なものを作る。木々に囲まれてるとはいえ、その木の高さは全てが均一というわけではもちろんない。見上げてみると、不揃いな高さであることがよくわかる。これらの木々のひとつひとつを、遠目から見るとひとつの均一化された山として見る事ができるんだな…… なんてことを小学生の僕が思うはずもない。ただ、一番近くにあった木から伸びていた蔦を手に取って、結び目を作った。足が引っ掛けれるような輪っかを作り、これでブランコの出来上がり。この蔦の長さが10メートルくらいあったと事は、ただの偶然でしかない。偶然とはいえ、十分なインパクトだった。ターザンのような要領で、蔦にしがみつき振り子の運動でブランコをする。なにしろ10メートルはある蔦の長さ、振り子の運動の幅も大きい。大きく振れた時には、東城の町が一望できる程に僕の体を空に投げ出してくれた。山の下からそれを見た大人たちの驚きは相当なものだったようだ。遠目から見るとひとつの均一化された山の中から、やたらと振り幅の大きいブランコが飛び出してくる。そんなダイナミックなブランコを大人たちが許すはずもなく、あっさりと蔦は切られて山でのブランコは禁止になった。僕はこの時にブランコから見下ろした東城の町の景色を忘れない。投げ出された空中から町全体を見下ろしたのはきっと僕と一緒に作った仲間だけだったと思う。そう考えると、ちょっと町に対して誇らしい気持ちになるのもわかってもらえるんじゃないかな。

 

まとめ

今回は、子供の頃に過ごした町の全体イメージと、山で遊んでいたシーンを描写してみようとチャレンジしました。ブランコのシーンはとりわけ難しかった。「木の蔦を使ってブランコをしていた」というシーンをいかに思い浮かべてもらいながら書く事ができるか?思い出しながら書いてみたけど、なかなか読み返してもあの頃に感じたスリリングさや、ワクワク感を再現できてはいないなって思う。描写だけで情景を浮かべてもらうというのは本当に難しい。でも、それが分かっただけで大きな収穫。これからどんどん練習していこうと思います。このシリーズに少しでも興味を持ってもらえたら、また読んで下さいね!

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ABOUTこの記事をかいた人

横山文洋(yzan)

Yzan(わいざん)こと横山文洋です。広島県の過疎地に生まれ、その境遇から地方活性を理念に日々活動しております。中小企業や個人へのマーケティングアドバイスや、自身の考えや経験の講演活動など行ってます。行動の軸になるのはそれがおもしろいかどうか?伝える手段としてエンターテイメントを最重要視します。

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