わいざんオンラインサロン

言葉にできないと伝わらない…けど、言葉にならないからこその魅力がある

今日も一日ガレージで働いて、いつものようにみんなで夕ご飯を食べる。やれYouTubeがどうだ、やれ知人から買った椎茸をどうやって食べたらうまいか?だの。

仕事の話からとりとめもない話まで、真剣に語ってる。僕はこの環境が結構好きだ。

明日公開予定のYouTubeをチェックし、ひと息ついたところでTwitterのタイムラインを見る。

するとこんなツイートが目に飛び込んでくる。

真ん中で歌う水前寺清子さん。写真右にはギターウルフセイジさん。なぜかど真ん中で目立ってるあほ男の左隣に僕が写ってる。

そう、これは今年の9月に出演したシマネジェットフェスでのワンシーン。

フェス開始後の11時でこの大円団感。まるでフィナーレを迎えたよう。

僕はこのステージに立つことができた。タイムラインに流れてきたこの写真を見るとニヤッとした。

リンク先のセイジさんが書いた記事を読んでまたニヤッとした。

相変わらず情緒溢れる文章はセイジさんがそこで語りかけてくれてるかのよう。読み終わって、この日を思い出して「楽しかったなぁ…」と思った。

タイトルがまたセイジさんらしい。内容も完全にセイジさんそのもの。これを読んで受ける印象そのものの人。それがギターウルフセイジさんだ。

ありえないほどありがとう!!!!

僕はたまたま去年、知人の紹介でセイジさんを紹介していただき、縁があってこのジェットフェスに関わることができた。

その時は、まだこれほどまでにこのフェスに思い入れを持つことになるとは思わなかった。

世界で活躍してるロックスターとはいえ、僕にとってはよく知らないバンドの、よく知らない人だった。

ただ、不思議と本気さとまっすぐさが伝わってくる人だった。宇宙とかジェットとか、言ってることがよくわからない時もある。けど、いつだって全力で向き合ってくれる気持ちのいい人だった。

島根から日本を元気にしたい。

青春時代を過ごしたというセイジさんの故郷、島根で音楽フェスをしたいという想いは、平たく言えばこういう言葉になる。

ただ、これだけじゃないんだよな。この想いはもちろんかなりの割合で入ってるんだけど、実際に見てると言葉にすると足りない気がする。

正確に言葉にできないと、なかなかこの想いは伝わらないだろう。でも、正確に言葉にできないものほど、なんとも言えない魅力を感じることがある。それがセイジさんがやろうとしてるジェットフェスなんだ。

僕は今回、ジェットフェスの運営資金を寄付するためにクラウドファンディングに挑戦した。

今回のジェットフェスはクラウドファンディングによるフリー開催を目指した。普通に考えたらそれに支援してシェアすれば済むことだ。けど、それをせずに自分でわざわざ別でクラウドファンディングを立ち上げたのには理由がある。

僕の周りにはセイジさんを知らない人が多い。独立してこの3年間、ずっと発信を続けてきた僕には、僕の言葉を聞いてくれる人がいる。

ジェットフェス運営資金の差分を埋めるのは僕だ。セイジさんの声はセイジさんのファンには届く。刺さりまくる。けど、それだけじゃ足りないのがフェスだ。

その外に届かせるには僕がやるしかない。誰にだって「あなたの話なら聞くよ」と言ってくれる人が何人かはいるはず。ジェットフェスが次のステージにいくには、ジェットフェスを大切に思ってる人が、自分の言葉で自分の声を聞いてくれる人に「こんな熱いフェスがあるんだよ」って伝えることだ。

クラウドファンディングがあるのに、僕が別でクラウドファンディングを立ち上げた理由はそんな感じだ。伝わるかわからない。けど、僕は僕の声を聞いてくれる人に、僕を通じてジェットフェスを、ギターウルフセイジさんを届けたかった。

結果、796,500円もの支援が集まった。ここからリターンにかかる費用を差し引いて20万円をジェットフェスの運営資金として寄付することができた。

ジェットフェスが終了してから、実はというとリターン品の制作に四苦八苦している。

取っていた見積もりと実際の金額に相違があったり、リターン品で見せていたデザインの通りに仕上げるには当初業者から聞いていた話と違うところがあって、できないことがあったり。

全ては自分の経験不足によるところだ。素人の僕には、何をどうすればどのくらいのものが仕上げれるかが痛烈にわかってなかった。

一時は、支援金のほとんどが無くなるかもしれない程見積もりがかさんでしまって、満足な支援ができないかもしれない状況にもあった。

もういっそ、セイジさんには黙って自腹を切って寄付しようかとも思った。けど、それは絶対にセイジさんは喜ばないだろう。

対応してくれる業者を探し、支援者に仕様変更が買うのかなどを聞いたり、依頼したデザイナーに可能な限り業者が対応できるデザインを考えてもらったり…

四苦八苦して、ようやく全アイテムの発注が終わった。めちゃくちゃ時間がかかってしまった。

素人が手を出してはいけないところだったのかもしれない。自分のために作るグッズなら、妥協はいくらでもできるけど、今回は違う。

ジェットフェスへの支援者と、DJわいざんを応援してくれてる人たちの想いが詰まったお金だ。妥協はできない。なんとかベストは尽くせたと思う。

支援してくれた皆さん、遅くなって申し訳ない。次やる時はもっとうまくやります。もっと自分が応援してる人の力になれるようになります。

ただ、ここまでやれたのは支援してくれたあなたのおかげです。本当にありがとう!!

最後に、グッズ制作を手伝ってくれたわいざんサロンから名乗り出て手伝ってくれた方々。DJわいざんの相方であるこな子。当日ライブを見てくれたお客さん。応援してくれた全てのみなさんに。

こな子からひと言
シマネジェットフェス終わりましたー!
DJわいざんグッズ購入してくださった皆様、本当にありがとうございます!
デザインとかはほとんど丸投げだったんだけど、サコッシュとかにデザインされてるこな子のシルエットとかは生意気にも意見させてもらったり、自分としてもかなり気に入ってるグッズ達です!
ジェットフェスも、本当にたのしかった!
雨も降ってたし、不安もありましたが新しいDJわいざんタオルを掲げてくれてる方々の姿が目に入り、本当に勇気付けられました!
今後もたくさんイベントに出たり、ライブができるようにがんばるのでグッズを持って遊びに来てくださいね!

本当にありがとうございました!!!!リターン品の到着は今しばらくお待ちください。

2019.10.16 DJわいざん

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