オリエンタルラジオ中田敦彦さんの天才の証明を読みました。これ、自分に向き合うのに最適の本だと思います。このタイミングで読めて改めてよかったなぁと。
それにしても、自分の才能って自分ではわからなかったり、無理に抑え込もうとしたりしますよね。僕もそんな事があります。今日はその事について書こうと思います。
改めましてわいざん(@yzan_travel)です。よろしくお願いいたします。
天才の証明とは
ちょっとカバンの中に入れてたら、左上が破れてしまったのですが、こちらが天才の証明。武勇伝で一世を風靡したオリエンタルラジオの中田敦彦さんが書いた本です。
この本の中で、中田さんは人は誰もがその人だけの才能があり、それを開花させる環境に身を置く事が大事だと語ってくれます。
今現在、才能を開花させている人は、優れてるわけではなく、その環境があっているのだという事ですね。その環境で、自分の才能を磨いていく事が大事だってことです。おもしろい考え方ですよね。
僕の好きな競馬で例えると、武豊騎手を思い出します。競馬に興味がない人でも知っているであろう武豊騎手。武豊は当然騎手としての才能があると思います。だけど、これを騎手の才能があるというのはちょっと説明不足。
武騎手は身長が170cmで、これは平均身長が160cmくらいと言われる騎手の中では、どちらかといえば不向きな体格です。身体的に向いているというわけではない。では、武豊騎手はどんな才能があるのでしょうか?
それは、体内時計と言われてます。競馬にはペースというものがあり、その判断が勝ち負けに大きくかかわってきます。シンプルに言うと、ペースが早ければ前に行った馬が最後にバテるので後ろからが有利。ぺーずが遅ければ前にいった馬が有利と言われてます。(本当はこれだとちょっと説明不足なんですが割愛)
つまり、レース中にどのポジションにいるか?がすごく重要になってきます。武豊はその判断基準になる体内時計がものすごく優れてるという事です。でもですね、ただ体内時計が優れているだけではこれだけの結果を出す事はできないと僕は思います。武豊の才能は、優れた体内時計に加えて、それを実行できる精神力だと思ってます。
想像してみてください。どんなに体内時計が優れていたとしても、レース中に自分以外の全ての騎手が前に行ってしまったら、「あれ?ペース遅い気がするけど、オレが間違ってるのかな?」って不安になったりすると思いませんか?
ましてや、G1などのビッグレースともなるとものすごいプレッシャーの中でレースが行われているわけです。人気がない馬なら、そんな思い切った作戦もとれるでしょう。負けて元々が前提だから。だけど、武豊は人気を背負ったレースでも全くの迷いがなく自分を信じてるのがわかる。前がどんなに動いてもビクともしない精神力。これが武豊の才能だなって僕は思ってます。あと、頭がいいところもね。
体内時計と精神力と頭の良さ。これが武豊の才能だなと。これが合ってるのが競馬なわけで、世の中に競馬がなかったら武豊はここまで活躍できてなかったというわけです。つまり、人にはそれぞれの才能があって、それを活かせる環境に身を置く、もしくはその環境を作りにいくことが重要って事です。
自分の才能を認める
本を読んで考えたことは、自分の才能って何だろう?ってこと。
すぐに浮かんだのがやたらと目立つってこと。間違いなくこれは才能だと思う。
普通に街を歩いてる時に、おばちゃんに「あなた見たことある」とか言われて、そんなわけないでしょ!って言ったら「でも十日市町に住んでるわよね?」とか言われたり(住んでる)した事もあるほど。人から一度見たら絶対に忘れられないとよく言われます。とにかく目立ちます。実は、この目立つって事を抑えてると思うんですよね。アフロ頭で派手な服着て何言ってんだ?と思うかもしれないけど、間違いなく抑えてるんです。
目立つとよく叩かれます。生意気だって言われるし、調子に乗ってるともよく言われます。まぁ実際そうなんですけど、それが全く怖くないと言えば実はそうでもなかったりする。
無意識に、これ以上目立ったらいけないなってブレーキをかけてると自分を振り返ってみて思う。ブレーキかけてこれですからね。才能とは恐ろしいものです。僕を好きな人たちの前ではいいんだけど、そうでないところではちょっとブレーキをかけたりする。このブレーキを外したらどうなるんだろう?って天才の証明を読み終わって思った。
自分の才能を確信する
これは、先日名古屋で行われた、僕の友達のタイアップ専門のシンガーソングライターであるうおしーらん(@uosheeran)のMV撮影での写真。
みんなで大きな輪になって、その中心でうおしーらんとダンサーが踊るという。ダンサーやエキストラ合わせて150人も集まって行われた大規模なイベントです。
みんなで輪になって踊ってたんですけど…ある時から輪になった全員が僕の動きに合わせて踊ってるようになっていったんですね。これだけの人数が自分の動きに合わせて踊ってくれるわけです。プロのダンサーもいるというのに。
その時、改めて目立つ事と、求心力の強さを感じずにはいられませんでした。これは僕の才能です。誰がなんと言おうと。
自分の才能を開放する
この目立つという才能を思いっきり開放したいなって思った。もう遠慮するのはやめよう。そもそも、僕が目立ってて叩いてくる人はくだらない人ばかりだし。
大事なのは、この才能を人の為になるようにデザインする事だと思う。ただ自己満足で目立ってるだけだったら迷惑だし。
いちばん大事なのは自分らしくいる事。これは間違いない。だけど忘れてはいけないのが、その自分らしさを誰かの為に使える事。ここがないと独りよがりに終わってしまう。自分を殺さずに相手に与えれるポイントを探す、もしくは作り出す事が大事だと思った。天才の証明の感想です。 #天才の証明
— わいざん|横山文洋 (@yzan_travel) 2018年2月24日
天才の証明を読んで思ったのはこれ。
誰もが才能を持っている。その才能を人の為に使うポイントを探すことが重要ってこと。本の中で、中田さんがプロとして、自分の才能をどうやったらエンタメとして成立させるか?という工夫や努力が見られるシーンがある。才能と向き合うのに、この感覚は不可欠だと思った。
才能は、人の為に使えてこそ輝くのだと思った。僕のこのやたら目立つという才能を世の中に還元する環境がどうやったら作れるかをしっかり考えていく事にしよう。
覚悟っていちいち言うもんじゃないとも思うけど、こうやって書く事で誰かの為になるかなと思ったので書きました。普段なら書かないジャンルだと思うのでちょっと恥ずかしい気持ちもあるし、なんかまとまってないような気がします。
自分の才能を見つけて、それを開放しましょう。誰の目も気にせず。多分、僕はまだ開放できてた方だと思う。いや、お前充分目立ってるじゃん!って人も多いと思うし(笑)そうじゃなくて、このレベルではなく圧倒的に目立ってやろう、目立つシーンで変な遠慮をするのはやめようって事ですね。メディアとか出れるようになりたいレベル。僕のブログにもよく出てくるくっすん(@kussunokio)は僕を「絶対にTVに出ても成功する一握りの才能を持ってる」と言ってくれるし、しなやん(@abe_shinayaka)は僕を教育の場へ出そうとやたら推してくれてる。
今までの僕だったら、そうなったらもちろん出来る自信はあるけど、特にそこにがむしゃらになるような事をしてこなかった。「僕の意志ではなく、人に言われたから…まぁそれならやるけどね」的な感じ。
なんだよ!そのクソだせー覚悟は!!
そこを、もっと貪欲にいってみようって事ね。こういう事言うと、今まで以上に批判や嘲笑がきそうだしね。心のどこかでそういう事が怖かったんだろうね。でも、はっきり言って自信はめちゃめちゃあります。
このタイミングで、仲間が僕をそうやって押し上げようとしてるってのもおもしろいタイミングだなって思います。これからのわいざんにご期待ください。