今回の記事は、温泉ソムリエらしく温泉のことを書きます。
僕が温泉ソムリエだという事を知っている人はどれだけいるんでしょうか?
温泉の記事を書いて欲しいと言われたので、今後書いていこうと思います。
今回紹介する温泉は、島根県。
なんと、日本温泉協会が認めた最高級の天然温泉です。
最高級の天然温泉・・・
なんと素晴らしい響きなんでしょうか。
その名も・・・
温泉津温泉!!!!
温泉津温泉とは
「温泉津温泉」
まずは、こちらを読めますでしょうか?
「おんせんつおんせん」じゃないですよ。これで「ゆのつおんせん」と読みます。
名前からして温泉の中の温泉って感じですよね。
僕も、知人に紹介するときに、「おんせんつおんせん」と言いますが、これはこの温泉への最大のリスペクトであるわけです!
どうですか?入ってみたくないですか?この「おんせんつおんせん」に!
温泉を語る前にまずはこの街の背景から。
この温泉津温泉は、「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として、世界遺産に登録されています。
漁港から山に向けて温泉街が連なっており、ちょっと寂れたとっても静かな町並みです。
温泉津温泉薬師湯
そのレトロな温泉街の中でも、ひときわ目を引く洋風の建築物。
これが「日本温泉協会にも認められた最高級の天然温泉」!その名も薬師湯といいます。
中国四国エリアの中では、なんと唯一の最高評価です!
全国でみても19箇所しかないそうです。極上のお湯が楽しめます。
この薬師湯。なんと明治5年の浜田地震の際に、大地から湧き出てきたそうです。
まさに自然から湧き出てきた天然の温泉であるわけです!
源泉は建物のすぐ後ろにあって、自然湧出。
湯温に恵まれている(湯口付近は45~46℃)為、一切手を加えずに自然のままの温泉が楽しめます。
まさに大地の恵みですね。
源泉の色はなんとびっくり、季節や時間によって変化します。
まさに人の手がまったく入っていない天然温泉の証拠!温泉好きならもうこの時点で行きたくなる事間違いなしです!
見て下さい、この大迫力の湯の花を。
この淵にこびりついた湯の花を見ただけで、「ここに入りたい!」と思ってこられるお客さんも多いそうです。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
源泉の温度は45.8℃なんで、水分補給をして休みながら入りましょう!
というか、すげー熱いんでほんとに休憩しないとヤバイです!
お風呂から上がった後は…
温泉から出た後は、そのまま休憩できます。
この薬師湯の建物の上に登るとテラスみたいなところがあって、そこから温泉津の町が一望できます。
この狭い道に軒下や屋根を重なり合わせて作られた町並みは、なんとも気分をホッとさせてくれる大好きな町並みです。
忙しい日々に追われてても、ここに来るとなんだか落ち着いたものです。今はいつだって落ち着いてます(笑)
赤瓦はこの地域の特産品で、ムラのある瓦が年代もので、焼きムラの無いのが現代のもの。
この混在した様子は島根のフィレンツェというなんともおしゃれな呼ばれかたをしてたりします。
あ、あとよくこの辺の人に言われるのが、電線です!
全国的に地中化が進んでいますが、ここらへんの電線はなんともレトロ。
極上の温泉とレトロな町並みを味わいに、是非温泉津に足を運んで欲しいものです!
そして、薬師湯の隣には大正ロマン漂うおしゃれなカフェがあります。
その名も震湯カフェ。
震湯カフェくらのじょうの内観。 レトロな階段が大迫力です。 #写真好きな人と繋がりたい #ノスタルジー #震湯カフェ #温泉津温泉
横山文洋(温泉ソムリエYzan)さん(@yzan_gram)が投稿した写真 –
震湯カフェくらのじょうの内観。 ダイニングテーブルが高級感抜群! #温泉津温泉 #震湯カフェ #ノスタルジー #写真好きな人と繋がりたい
横山文洋(温泉ソムリエYzan)さん(@yzan_gram)が投稿した写真 –
重厚な雰囲気とアンティーク家具が、まるでタイムスリップしたかのようなおしゃれな空間。
温泉にゆっくり浸かった後は、ここでのんびり寛ぐのもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
島根県にある温泉津温泉。
温泉好きなら絶対に一度は入りたい!最高級の温泉津温泉。
温泉街の人々もとてものんびりして親切で、ここで過ごす時間は間違いなく心身ともに癒しになると思います!
極上の温泉とノスタルジーを感じさせる見事な景観。
悩み事や考え事がある時に、是非足を運んでリフレッシュして欲しいです。
こんな感じでまた温泉の紹介もしていきますので、これからもよろしくお願いします。