香川と静岡でセミナーをやってから一週間が経ちました。いやぁどっちも楽しかったなぁ。改めまして、参加いただいた皆さんや主催してくれた方々、本当に感謝しております。
SNSで伝える時に意識していること
セミナー中もらった質問に、SNSで伝える時に意識していることは何か?というような内容がありました。それに対して僕はこんな回答をしました。
例えば僕は、ひとつ伝えたい事があればここのつはそれと関係ない話をします。
そのひとつが輝くような、関係ない話をここのつ。
関係ないようで、実は関係のある話。
これがいわゆるセンスだと思います。
この考え方って、SNSだけじゃなく、リアルの世界でも大事なことだと思うんですよね。というか、むしろリアルの場で僕はこれをすごく意識してました。
その根底にあったのは、お客さんに楽しんでもらいたかったから。
楽天トラベル時代の事例
例えば、具体的な例を出すと、僕は楽天トラベルの時に広告を売ってたんですね。
ひとつ案内したい広告があったとして、ほとんどの人はそれを電話でひたすら営業していくんですけど、それだと当然ながら電話に出てくれなくなるんですよね。
例えそれが、どんなに相手にとって有効であろう広告であったとしてもです。
電話=売り込み
こう思われたらおしまいというか、誰だってそんな電話でたくなくなりますよね。
ここで僕が考えるのが、お客さんが楽しむ話に比率を強くする事なんです。
それは、まったく関係ない話でも意味が無い。あくまでお客さんが聞いてて楽しい、仕事に役に立つ話。
それを、1対9くらいの割合で徹底しようと考えていたわけです。これを僕は伝え方1:9の法則と名付けています。
関係性が出来てくれば、この割合は当然変化します。スタートは1:9です。この比率が大事。
この関係ないようで役に立つ話をどうチョイスするか?これが本当にセンスなんですよね。
よく、何を話せばいいんですか?って聞かれてましたけど、簡単じゃないです。結局はその業界に詳しくならないと難しい。
旅行のトレンド、インターネットのトレンド、業界の傾向などなど。
しっかりと努力してその辺を押さえておけば、相手の為になって、自分をわかってもらえる話ができるようになるものです。
そのうえで、相手の為になる提案ができるのが大事という事ですね!そこはもちろん大前提です。
リアルもSNSも本質は同じ
これってSNSの発信でも本質は同じだと思うんですよ。
むしろ、より不特定多数の人が見ているわけだから、さらに敏感にならないといけないところかもしれないですね。
ちなみに、この話をした時にひとりの参加者の目が輝きました(笑)
以前、僕がTwitterでこれを呟いたのを覚えててくれたそうです。
1つ伝えたい事があるとすれば、9つはそれと関係ない話をするといい。
その1つが輝くような、関係ない話を9つ。
関係ないようで、実は関係のある話。
これがいわゆるセンスだと思う。#yzan思考#かなり効果的— 横山 文洋(温泉ソムリエYzan) (@yzan_travel) 2016年4月27日
そのツイートがこちら!
しかもこの内容が生で聞けて嬉しかったって言って下さいました。やっぱり文章で読むのとライブで聞くのは印象が違うんですね。
自分が体感するのはよくわかってたけど、参加者からそんな反応をもらえて新鮮でした。
僕はまだまだ独立したばかりで、実績としては未熟ではあります。
それでも、こんな風に自分が経験してきたことをベースに、自分の中にあるものを全力で伝えていきますので、これからもみなさんどうぞよろしくお願いいたします。
それではみなさん、よい週末を!(すでに週末だけど!)