わいざんオンラインサロン

DJわいざん初の書籍『常識に挑む』の原稿を公開します。

こんにちは。多忙な日々が続き、ようやく出版に久しぶりに向き合えてるDJわいざん(@yzan_travel)です。

出版するにあたって、10,000冊を目標にしよう!と決めた僕ですが、その後のフットワークが重かった!忙しいのもあったけど、正直なところ悩んでました。悪い癖が出てしまったなーというところです。

DJわいざん出版記念プロジェクトって何?という人はこちら

いつの間にか「失敗しないようにしよう…」という悪い癖が出てました。出来上がった原稿を、どういう過程でプロモーションしていったら一番うまくいくのか?をずっと考えてました。

やっぱり怖いんですよね。10,000部売る!と豪語した書籍を世の中に出した時に、反応がなかったらどうしよう?とか、一番うまくいく方法が出てくるまで待とうとか。そんな事を思ってしまうわけです。

 

先日、久しぶりに広島でキングコング西野さんの話を聞く機会がありました。これを聞いて吹っ切れました。

えんとつ町のプペルがメガヒットしている西野さんですが、1作目や2作目でいきなりここまで売れたわけではないんです。いろいろと試行錯誤されながら、常に挑戦し続けてきた結果として、今のヒットがあるわけです。(この日はそんな話をしてたわけではないけど)

まずはやろう!やりながら考えよう!というわけで再び進みます。10,000部目指したいので、応援してくれる人はSNSでこの記事の感想やご意見などくれたら嬉しいです。

 

facebookでプロモーション案を募集した時のコメント欄

というわけで、僕が決めたプロモーションは、ブログで書籍の一部を公開していく事です。案出ししてくれたスコップありがとう。他の意見もしっかり読んで考えさせてもらいました。

前田さん案の他の人のブログで公開もかなりやってほしいです。もし、僕の書籍をご自身のブログで公開したいって人がいたら、原稿を送りますのでご連絡下さい。(LINE@⇒「@yzan」かTwitter⇒「@yzan_travel」まで。)引用した部分の感想も書いてくれたら嬉しいなぁ。

今回は「はじめに」「僕が行動力がなかった理由」を完全公開します。よかったら読んでみて下さい。おもしろかったらSNSでシェアしてね!ハッシュタグは #DJわいざん出版記念 でお願いします。

 

※以下、書籍の原稿を公開します

 

はじめに

はじめまして、横山文洋です。DJわいざんです。

今年の6月6日に「好きを仕事にしよう!」と決めてDJをすることにし、9月15日には憧れのDJダイノジさんとジャイアンナイトで共演。

同月25日には、プロのバンドであるFUNKISTさんのツアーに出演することができました。

この活動を通じて多くの事を学びました。なぜ、ただの素人DJが、このような快進撃を起こせたのでしょうか?注目すべきはは、僕のDJとしての技術が高かったという事ではありません。

では、なぜこのスピードで結果を出していく事ができたのでしょうか?それは、DJとして不完全な僕が、勇気を出して行動する事で、共感を生む事ができたからだと思います。

本書を読んで、行動を起こす人が出てきてくれたら嬉しい。誰だって、やりたい事をやれるって事を知ってほしい。

本書のテーマは勇気と行動力です。

もうひとつおすすめしたいのがSNS。僕は、自分の心境や行動を、SNSを使ってとにかく可視化させていきました。

SNSで発信する事で、多くの人に僕の考えと存在を知ってもらいました。このSNSで発信するという事が、たった3ヶ月でプロのステージに立つという、誰も予測できなかった結果につながるのがおもしろいところなんです。

勇気を出して行動する事と、SNSの発信でで可視化する事。僕のDJ活動の成功ポイントはこの2点だと考えてます。

そこに注目して読んで下さい。DJわいざんは行動するあなたを応援しています。

 

僕が行動力がなかった理由

この話をする時に、まず話しておかなければならないのが、行動力についての話。

意外だと言われるんですが、僕は行動力が無い人間でした。

DJを始めて、色々な人を巻き込みながら実績を重ねていく姿を見て、もともと行動力のある人間だと思ってる人が結構多いんですよね。

「わいざんだからできるんじゃないですか?」とか「私には無理だと思います」とよく言われるんです。

確かに、昔から目立つことが好きだったり、人前で話すことがもともと好きではあります。だけど、それが行動力につながるか?と言えば、別の話だと思うんです。

行動力ってなんだろう?という話ですね。

僕はサラリーマンを13年間していました。その間、癖として染み付いていたのが『できるようになってから行動を起こす』という考え方です。

「何かやりたい!」と思った時に、まず、それに対するリスクを考えるんですね。目標に対して進んでいく過程で、想定されるリスクを最初に潰すことを意識していたんです。

そうすることで、ある程度自分の望む結果は出してきました。

サラリーマンとして3社経験しています。ドラッグストア、コールセンターの会社の営業、楽天トラベルの3社です。

ドラッグストア時代は、商品販売コンテストで全国1位を30回以上は獲得してきました。楽天トラベルに入社してからも、在籍中に楽天賞を3回受賞。数値目標が厳しい楽天の中で、ほぼ全ての数字を達成していました。トップセールスを誇っていました。コールセンターの営業をしてた時は…まぁ大した実績も残す事もできず、窓際にいましたが(笑)

これらの実績は全て、自分が不安に思っているリスクを解消した後に行動していたものです。

解消するスピード自体は、ものすごく速かったです。

目標を達成する為に、目標と現実の差分をまず考えます。差分に対して、「電話が必要だな」と思ったら、一日100本以上電話します。「お客さんの所に直接行く必要があるな」と思ったら、昼ごはんを食べずにひたすら訪問して商談をしました。行動量は多かったですが、それは計算されたルートの上でのものだったんですね。

でも、最近すごく感じるんです。時代が変わるスピードがとにかく早くなってきている。

5年ぐらい前は、今までのやり方で充分やっていけたのですが、今は通用しなくなってきました。何かをしよう、と思った時に、不安なことをひとつひとつ潰した後に行動していたら、その間に周囲や時代はどんどん進んでいくんですね。「いざ、やろう!」となった時には、もう手遅れになってしまう。

行動力とは、「できるようになってからやる」のではなく、「できるかどうかわからなくても、まずやってみる」という事だと思うようになりました。

そういう意味でいくと、僕は行動力が本当に無い人間だったと思いますね。勝つ見込みがある事しかやってきませんでした。

 

そんな僕に転機が訪れます。

「DJをやろう」と宣言する半年くらい前。去年の年末ですね。小谷さんという、自分の1日を50円で販売し、人とつながる事で生きているホームレスがいるんです。

1日働いても50円なので、1ヶ月フルで働いても1,500円の収入にしかなりません。では、どうやって生きていくのか?

おもしろいのは、小谷さんを50円で買った依頼主は、小谷さんが50円で働くものだから、お昼ご飯や晩ご飯をご馳走して、しまいには飲みに行って、家にまで泊めてあげたりします。

50円で働いてもらったんだから悪いな…って心理が働くんですね。そこまでしてあげても、依頼主に残るのは50円で働いてくれてありがとう!という感謝の気持ちなんです。

仕組みだけ書くとシンプルですが、これも小谷さんの人柄のなせる業なんですね。とにかく一緒にいて明るい気持ちになる人なんです。

毎日その調子だから、小谷さんはたくさんの人と家族みたいな関係性を築いています。ホームレスなのに、すごく幸せそうなんですよね。そのホームレス小谷さんと、東京でお話する機会がありました。その時にある事を感じたんですね。

小谷さんは言葉が先なのです。

例えば、目の前にある電球を見たら「この電球、めっちゃおもしろいですやん」と、先に言います。

僕が「いやいや、小谷さん。この電球は普通じゃないですか。何がおもしろいんですか?」と聞くと「この電球の○○がすごいですやん」と、無理やりでもおもしろい理由を言うのです。

つまり、言葉が先で理由が後なのです。この感覚はすごいな、と思いました。それまでの僕の考えからすると、先に言葉を言って後から理由付けをするなんて考えれません。まず、物事のリスクを先に考える癖がついてたからですね。リスクを考えずに褒める選択肢なんてありませんでした。

これはすごいな、思った僕は「小谷さん、すごいですね。先に言っちゃうんですね」と聞くと、小谷さんは「先に言った方がおもしろいですやん」と言って楽しそうに笑ってたんですね。

その時、ハッと気付きました。

サラリーマン時代、誰かが何かをやりたいと言った時に、「いや、このやり方じゃ失敗するよ」「ここが足りてないから、先にこれをやってからやった方が良いよ」という風に、まずリスクを潰していくような言動を取っていたんです。

自分がそうだったからですね。そこに悪気とかは全くなく、そうする事が相手の為だと思ってたんです。

だけど、そうしていると自分の中でどんどん行動を制限しているということに気付いたんです。

同時に、「僕は無謀に見える行動をしている人を、心の何処かで馬鹿にする性質があるな」と気付きました。

例えば、2社目に働いていたコールセンターの会社である、ベルシステム24時代の話です。対企業の営業職だったので、いろんな企業に電話でアポイントをとるんですよね。テレアポってやつです。

新入社員の中でたまにいるんですよね。いきなり超大手企業にテレアポの電話をかけようとする奴が。無謀にも程があるなって思ってました。

当然のように止めに入るんですよね。「いやいや、待て待て。お前、まだ全然営業知識も無いだろう?きちんと知識を身につけてからかけろ」と言うわけです。

心のどこかで、超大手企業に知識なく提案に行く事は恥ずかしい事だと思ってたんですね。

そういう身の程知らずな新人がいたら、社内の中で、皆が叩く風潮がありましたね。「あいつ、失礼だろう」「おかしいだろう」というような空気が社内に流れていました。そして、僕もそっち側の人間だったわけです。

誰かが無謀な挑戦をしていたら、「そんなの失敗するに決まっている」「上手く行くはずがない」と、止める振りして、心のどこかで見下してたんだと思います。

そして、この気持ちは個人事業主として独立した後も根強く残ってました。SNSで、誰かが無謀に見える挑戦をしていたら、「馬鹿じゃないの」「失敗するに決まってる」と思ってました。

このような批判は、表立って口にしなければいいと思ってました。そして「口に出してないから良い」と思っていました。

でも、小谷さんの話を聞いて思ったんです。小谷さんはなんであんなに明るくて楽しそうなんだろう?って思った時に、言葉が先だからなんだなって。

頭の中で思った事って、僕の頭が一番聞いてるなって。

言葉には出してないから皆には伝わらないけど、「あいつ、あんな格好悪いことしやがって」「あいつ、絶対に失敗するよ」と思うだけで、自分の脳がそれを聞いちゃっているんです。

それをずっと積み重ねていったら、自分がいざ行動しよう!となった時に、どうなるか?

当然、『失敗したら恥ずかしい』『ミスしたら馬鹿にされる』っていうのを自分が言い続けて来ているから、周りの皆にもそう思われるだろう、と思い込んじゃっているんです。

だから、行動する時に一歩遅れる。勇気が出せないんです。

なので、これを変えようと思いました。どうすればいいか?簡単な話です。誰かの挑戦する姿を見た時に、とにかくまず肯定の言葉を先に出すようにしました。

誰かから「〜〜をやってみたいんです」と言われたら、「それ面白いね」「良いじゃん、やろうよ」「最高やん」という感じの言葉をまず先に伝えます。何が最高なのか、何故それをやることが良いのか、という理由を後から二人で話し合っていく、というスタイルに変えました。

この効果は絶大でした。肯定の言葉を先に出すようにしていると、面白いぐらい自分の脳が『行動することは面白い』『失敗しても面白がれば良い』という感覚になっていきました。

2016年12月に小谷さんと話した後、半年くらいそれを続けてたわけですね。そして、『好きなことを仕事にしよう』と思って「DJやります」と言ったのが6月。その時には、もう挑戦する事に不思議と恐れが無くなってたんです。自分の脳に「挑戦する事はおもしろい」と言い聞かせてきたわけですから。

今までの僕だったら「練習もしてないのに宣言して、恥かいたらどうすんだよ」とか「失敗したら恥ずかしいから、まず練習してできるようになってからにしよう」などと思っていたはずです。

ところが、「あ、DJやりたい。良いな、おもしろいじゃん」と思って、スッと口に出せたんですね。そして、SNSに投稿することができた。自分でも驚くほどあっさりできました。

もちろん、中には馬鹿にする人もいましたよ。「そんなのできっこないよ」という人もいました。「マーケティング・コンサルタントが何をやってるんだよ」という人もいました。

 

だけど、このサングラスをかけて、偶然にも『Hiroshima』というTシャツを身に纏った橋爪大輔くん(32歳・だいちゃん)に、DJの話をしたら、「いいやん」「やろうよ」って言ってくれたんです。

・・・こういう事なんだな、って思いました。

だいちゃんとのつながりが、またおもしろいんです。僕が個人事業主として独立した頃、電子書籍について調べてたんですね。その時、たまたま彼のブログが検索にヒットして、その内容がおもしろかったので、連絡してからのつながりなんです。

彼とはそれ以来の付き合いです。今、皆さんが読んでるこの本の原稿も、だいちゃんが僕のしゃべった内容を元に、文字起こししてくれてできあがりました。縁とは不思議なものですよね。いつも本当にありがとう!

誰かがやりたい事を話した時に「〜〜したら成功するよ」とか「〜〜したら上手く行くよ」っていう方法論を考えるのは後で良いな、とわかりました。

ただただ、「やろうよ」と言ってくれる人が横にいる、ということ。それがまずは必要で、本当に素晴らしいことだと思いました。

僕はわかりました。

行動力をつけるには ⇒ 行動している人を肯定する。誰かが何かをやろう、と言った時に「おもしろいね」「いいね」「やろうよ」と行動する人をとにかく肯定していたら、自分の脳がそれを誰よりも聞いているわけです。それを積み重ねていくと、いざ、自分が行動する時に怖くないのです。言葉が先で行動は後なんです。だったら、その言葉はポジティブな方がいい。

それを、小谷さんやだいちゃんに教えてもらいました。

だいちゃんは「やろうよ」と言ったあと、DJとしてデビューする場所を大阪に決めました。その後、彼の友達で、大阪に知人の多い(前田スコップ智章)を巻き込んで「わいざんが大阪でDJデビューしたい、って言ってるから、会場探してよ」と言うような話をどんどんしてくれて、デビュー日と会場を決めてくれました。

ちなみに、だいちゃんは、初めに後押ししてくれた後、特に何かしたわけではありません。会場を探すなどといった、具体的な行動は、すべて(前田スコップ智章)がやってくれました。だいちゃんは、打ち合わせの全てに対して、ずっと「いいね」しか言わなかったです。

僕「この会場はちょっとイメージと違うから他にもない?」⇒スコップ「こういうところがある」⇒僕「あ、そっちが良い」というようなやりとりをFacebookのMessangerでしていたら、大ちゃんはずっと【イイねボタン】しか押さなかったわけです(笑)

そのボタンはたまにデカイ。あの、長押ししたらデカくなるやつですね。でも、毎回はデカくない。ただ、ボタンを押してるだけ。「あ、肯定してくれてるんだな」とは思いましたけど・・・人をその気にさせるには、ボタンひとつ押すだけで充分なんですね(笑)

これぐらい、人を応援することってシンプルなんだな、っていうのを学びました。

このことから、DJわいざんをやろうと思った時に浮かんだテーマが【全肯定】です。

僕のDJスタイルは、日本一ロックフェスに呼ばれている、あのDJダイノジさんを参考にさせてもらってます。流す音楽に合わせて簡単な振付をしながら、全員で作るスタイルです。

これが体感してみたらわかるんですが、めちゃめちゃ楽しいわけですよ。振付も難しいものでなく、その場で見て、簡単に踊れるパターンの少ないものです。

だけど色々な人がいるわけですよ。中には、音楽に合わせて踊る振り付けが上手くできない人とか、恥ずかしい人とかリズム感が無い人とか、色々な人がいるわけです。人間なので。

でも、全部、それらを引っ括めて、それぞれの楽しみ方で良いんですよ、あなたの好きを肯定しますよ、と伝えていこうと思いました。

この「あなたの好きを肯定します」っていうのもダイノジのセリフなんですね。DJダイノジの作るライブが、多幸感あふれる最高の空間なんで、同じようになりたかったんです。こんな風に人を肯定していきたいなって思って。

行動している人を肯定する。これが僕のDJのテーマです。行動する力が無かった僕が、行動しようとしている人を肯定することを続けただけで、何かをやるときに怖くなくなった。

じゃあ次は、何かに挑戦したいと思っている人の後押しをしよう!そう思って、このテーマを掲げました。これがDJわいざんのコンセプトです。

 

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