再び消費者の低価格志向が高まってきているようです。

そんな中、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)からは2016年4~6月期の運用損益が5兆2342億円の赤字になったと発表がありました。

年金もきちんと出るかわからないし、老後への不安は高まるばかり。

 

日用品の主要80品目の今春の平均税別価格は、4割以上が前年より下がっているようで、デフレへ逆戻りする気配が高まってます。

 

明朝体

こんな時こそ、覚悟を持って!関係ないけどこれがとても気に入ってます。

 

 

大手が打ち出してくる値下げ戦略に付き合うかどうか?

各業界でも、値下げのニュースが相次いで出ています。

 

かっぱ寿司は17日から、およそ半数の店舗で、通常、1皿100円(税別)の寿司を90円(税別)に値下げしたのです。一番人気、脂がのったマグロも、直火で炙った香ばしいハマチも、1皿90円。値下げキャンペーンを行うのは3年ぶりです。
「100円のところ90円というとお値打ち」
「好きなものを食べさせてあげたいけど、お高いといけない」
一部の店舗では、このキャンペーンの効果で売り上げが30%以上増えたといいます。
「“ちょっとぜいたく”というのは個人的にはもう終わったのかな。今でいうと、安くていいものというところが意識として高くなっているのでは」(カッパ・クリエイト 商品マーケティング部 牛尾好智部長)

 

福岡市本社のコスモス薬品。

8月中旬、同社の店舗には1個88円のカップラーメンや低価格の洗剤などが山積みになっていた。医薬品で稼いだ利益などで食品や日用品を安く売る戦略で、近隣スーパーより1~2割安い。「消費者の節約志向が追い風」。柴田太取締役は自信を見せる。

 

靴専門店のエービーシー・マートは今秋以降、従来より2割程度安い商品を増やす。円高による仕入れコスト下落をテコに地方を中心に低価格戦略を打ち出す。「消費者は価格に敏感になっており、単価を上げる状況ではない」。小島穣取締役の言葉には円高で生じた値下げ余力と消費者の節約志向が共振し、デフレ懸念が強まる現状がにじむ。

 

この手のニュースが出ると、どうしても不安になってくるもの。

 

うちも値下げしたほうがいいんじゃないのか?

そういう不安は付きまとうと思います。

 

だけど、こんな事ができるのは、資本がある大手のみです。

中小企業や個人が、こんな値下げ競争に飛び込んだところで、どう考えても生き残れる見込みはありません。

 

 

こんな時こそ、覚悟が試される時

こんな時こそ、基本に立ち返りましょう。

Amazonに品揃えや価格で勝つことなんて想像すらできません。

でも、大手にはできなくて、中小企業や個人はできることがあるはずです。

 

楽天トラベルで、コンサルティングをやっている時の事です。

 

国指定有形文化財にもなるような歴史ある宿が、一泊朝食を8,000円で販売してました。

理由を聞くと、エリアの相場がそのくらいの価格だから。

そして、ビジネスマンに一泊朝食が需要があるからという事でした。

 

この宿は、全部で10室未満のこじんまりとした宿でした。

それが、ビジネスホテルと同じような売り方をしている。

確かに、平日の稼働が厳しく、エリアの需要に合わせて1室でも売りたい気持ちはわかります。

 

でも、歴史ある宿の役割はそこではないでしょう。

一泊朝食を出すにしても、もっと高級志向のお客さんを相手にする価格とサービスを打ち出すほうがいいでしょう。

 

その時は、価格を調整するだけで、実際の入りは変わりませんでした。

周りに合わせると思い込んで、必要のない安売りをしていただけです。

 

価格を合わせるという選択肢の前に、もっと建物の魅力を打ち出したり、歴史を語ったり、やる事はあったはず。

そのうえで、さらにお客さんとコミュニケーションをとっているほうが、遥かに安売りに付き合うより健全なはずです。

 

コミュニケーションをとる方法を、SNSを活用として今後はもっと考えていきたいですね。

 

 

まとめ

恐らく、これから大手が値下げをしていくようなニュースが多く流れるのではないかと予想してます。

 

そんな時にこそ、覚悟が必要。

大手にはできない、発想の力でお客さんとつながっていき、価値をしっかりと伝えていきましょう。

 

 

最後は、エクスマの師匠である藤村先生のツイートをお借りして今日は終わります。

年金問題や、消費者の低価格志向のニュースが流れ始めたタイミングでこのツイートは勇気もらえますね。

 

それでは今日もありがとうございました。